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令和5年度上架整備…

306001.jpgまたも"フジツボの当たり年"か?」のつづきです。喫水線上まで上ってきたフジツボに怖気をふるって、ヤードへの上架をさっそく予約。"当たり年"とあって混雑しているとのことで、10月8日に順番が回ってきました。

スクラビスを犠牲にして清掃はしたものの、水面上に姿を見せた仇敵フジツボ賊の攻勢ぶりから、水線下はさぞえらいことになっているだろう‥‥と覚悟していたのですが、さて。

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意外や意外! 決して悪い状態ではありませんでした。傾斜がきつすぎてスクラビスで作業しづらい、船首水線下の一部にはフジツボ群が見られたものの、概してきれいなものでした。

船首水線近くに何本かキズがついているのは、水面上まで攻め上がってきたフジツボたちを、辛坊たまらずスクレーパーでかっぱいたから。ごめんね‥‥。

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船尾右舷、ストレーキから外舷側も、スクラビスで取り切れなかったフジツボが少し見られますね。スクラビスを押し引きする際、ゆっくり動かしているつもりでしたが、ストレーキで跳ねてしまい、密着していなかったようです。

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船尾から船首側を見て。スクラビスが浮力で密着しやすい平面が広がっている船底は、ご覧のとおりキレイ! 改めて、効果抜群であることが確認できて、嬉しかったものです。

トランサムや舷側など、水線近くの垂直面はスクラビスが浮力で密着しないので、フジツボがなくとも分厚くノリが付着していましたが、船底はノリもなし。前回のトライアルで、そこそこの高速が出せたはずです。

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エンジンクランプ周り。ボルト穴の凹部に貝がみっちりなのは仕方がないものの、デッキブラシでもまめにこすっていたせいか、比較的付着は少ないですね。

今回驚いたのは、クランプ下端にボルト留めしたはずのジンクが、きれいに失せていたこと。スタッフは「今年は塩分濃度が高かったらしいので、溶けてなくなってしまうのもあり得ること」と慰めてくれましたが‥‥。実は、左右のクランプ間に密生するカラスガイに業を煮やし、間を棒の先や柄付きタワシでさんざん突いたので、ジンクが外れてしまった可能性も捨てきれず‥‥すみません。

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以下は一週間後、14日に引き取りにいった際の写真です。ああ、いつもながら美しく仕上げていただいて‥‥ヤードスタッフに感謝。

一つ後悔しているのは、船首右側の水線上、うっすらとマスキングテープの粘着剤が残っていたのを、上架時に洗い落としておかなかったこと。やはりしばらく走ってから、粘着剤が汚れを拾ってしまい、うす黒くなり目立ってきました。面倒がらずに洗っておけばよかった‥‥。

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トランサムも船底も、撫で回したくなるくらいすべすべに。実際ナデナデしてみました。めったにない機会ですもんね。

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エンジンクランプ周りもご覧のとおり。今回はスタッフにお願いして、従来未塗装だったクランプも塗装してもらい、またジンクのアース線もクランプ内側に回してもらいました。

ジンクもカラスガイが大好きな場所で、デッキブラシの背の角でガリガリやってこそげていたのですが、そのとき外側に回っているアース線を切ってしまいそうで気を遣ったため、内側にしてリスクを減らそうと思ったのです。

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クレーンに吊られて泛水時、ペラが水面にさわった瞬間をスナップ。この日は午前中で戻らなければならなかったので、すぐ桟橋に戻り、簡単な清掃とエンジンの水通しだけして艇を離れました。

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以下、上下架時に出会ったフネブネのスナップを。
純白の船体に赤系の船底色、美しく仕上げられた警戒船「まつかぜ7号」に惹かれて一枚。通船なのか、あるいは前歴が遊覧船か渡船なのか、興味をそそられるスタイルですよね。

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特にほれぼれしたのは、この船尾周り。つるりとした、まろやかな曲線を描いたブルワークが実に素敵じゃないですか。真鍮色の大直径ペラが、シャフト船ならではの魅力を放っています。

ヤードはプレジャーばかりでなく、こうした業務船や、ときには警察のような官庁船底が整備に訪れるときもあるので、おフネ見の楽しみがあるわけです。

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帰りしなに見た、海上保安庁の複合艇。

ハルナンバー「CL135」は巡視艇「いそぎく」で、この艇を搭載する大きさではないのですが、こちらでご教示いただいたところによると、巡視艇のクルーが運用する「管理艇」なるフネのようです。

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コンベアを上げて作業水面に移動中の清掃船、おなじみ「建河清第6号」。背後のコンクリート柵、よく見ると鵜がたくさん留まっていますね。

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こちらも運河上で何度か出会っている押船「UTSUMI50」。半ば上げた可動式操舵室の出入口に、ベテランの乗り組みさんがちょこんと腰を下ろしているさま、失礼ながらとても可愛らしくのどかな情景に思えて、カメラを向けたものでした。

(令和5年10月8日・14日撮影)

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タグ : 砂町運河曳船清掃船