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東横堀川散策…3

(『東横堀川散策…2』のつづき)

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テラスの南側には、大手橋が見えました。こちらも平野橋同様3径間で、大正15年竣工。ご覧のとおり、日本橋川に架かる錦橋を思い起こさせるデザインのコンクリートアーチ。いやもう、高架下に加えてこうも雰囲気が近いと、大阪に来た実感が薄くなりそうです。

橋にもっと近づいて愛でたかったのですが、テラスの南端は柵で塞がれていて、道に戻らざるを得ませんでした。路上から鑑賞してみるとしましょうか。

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少し歩いて、西詰から見てみると‥‥おお、親柱に備えられた橋灯、素敵ですね! 青銅色の灯器、柱状部とも八角形で揃えた二基並列。基部にあしらった三角形は、何か意味があるのかな?

これが両橋詰の親柱だけでなく、橋脚ごとに設けられ、合計八基が並んでいるあたり、ずいぶん贅沢な感じがしますね。

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ちょっと気になったのがこの階段。橋台と駐車場の地所には挟まれて、人が一人ようやく通れるような狭い階段が、切通しのように河畔へ下っているのでした。

チェーンが渡されていたこともあり、立入禁止と解して降りてみはしませんでしたが、吸い込まれそうなオーラを発していて誘惑を振り切るのに苦労しました。

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橋詰の向かいには、素敵な近代建築が。外壁はきれいで、植栽も剪定されており、現役の建物というより記念物的な雰囲気がします。近づいて拝見してみましょう。

305072.jpg左手の玄関らしい戸口にプレートが見えたので読んでみると、「泉吉株式會社」「岸本事務所」「財團法人 報國積善会」、右の縦書き2枚はそれぞれ「泉吉エステート有限会社」「岸本開発株式会社」とありました。

そして左下のプレートには「登録有形文化財」と。やはり! 「登録有形文化財 岸本瓦町邸(報國積善會)」によると、鉄鋼商岸本商店の経営者、岸本吉左衛門の元邸宅で、昭和6年の竣工だそう。大手橋との相性も良い風格ある建築物、よい目の保養になりました。
撮影地点のMapion地図

(令和5年9月30日撮影)

(『東横堀川散策…4』につづく)

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タグ : 東横堀川高架下水路