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真山神社の丸木舟…1

(『八郎潟の閘門を訪ねて…9』のつづき)

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閘門を訪ねた後の25日は、男鹿半島を一周する形であちこち観光して楽しんだのですが、翌26日は男鹿半島のヘソともいうべき山中におわす、真山(しんざん)神社にお参りすることにしました。どこか地元を代表するような神社にご挨拶できれば‥‥と、特に下調べもせず参拝したのですが、これが素晴らしい出会いをもたらしてくれたのです。

写真は拝殿へ上がる石段の入口にあった仁王門。竣工は江戸時代中ごろ、別当寺であった旧光飯(こうぼう)寺の山門が神門となったものだそうで、柱の枯れた肌が醸す、荘厳な雰囲気に打たれたものでした。

302082.jpg山門の手前には、荒い石組で素朴に護岸した側溝があり、澄んだ水をたたえていたのですが、その苔むした法面にカエルさんを見つけてしまい、引っかかってしまったのが何とも。

その上水の中には、黒いオタマジャクシがたくさん、くるくると元気に泳ぎ回っていて、可愛らしさに思わず頬がゆるんだものでした。猛暑の中でも、豊かな山の湧水と濃い緑に恵まれた境内は、彼らにとって住み心地のよい場所のようです。

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石段を登り切って、まずは拝殿にお参り。山の斜面を削平したと思しき平地に、鬱蒼とした森を背負って、思ったよりこじんまりとしながら、風格のある社殿が鎮座していました。昭和34年に新築したものだそう。

社伝によれば、景行天皇の御世に武内宿禰が創建したそうですから、4世紀ごろでしょうか。今回初めて知りましたが、「なまはげ発祥の地」として有名なお社なのだそうです。

302084.jpgさっぱりと掃き清められた拝殿前から、杉木立越しに左手、神楽殿を望んで。神楽殿には、お神輿が二基保管されていました。

陽射しに輝いて、清々しい感じのする芝生の広場は、正月3日に柴灯祭(せどまつり)、2月の第二金・土・日曜日には「なまはげ柴灯祭」が催されるスペース。お祭り当日は参道が大渋滞するほどの、大変な賑わいなのだとか。

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さて、ここからが水路者‥‥というか、和船好きにとっての本題です。往路は一気に石段を登って拝殿を目指したので、うかつなことながらまったく気づかなかったのですが、御神札所を兼ねた社務所のある踊り場まで降りたところ、その対面に写真の、注連縄をめぐらせた小屋掛けがあり、何かが祀られているのに目を奪われました。

丸木舟だ!
ここ男鹿半島は、戦後に至るまで丸木舟が漁舟として現役だった、全国にもまれな地域であったことを思い出し、テンション急上昇。大興奮で駆け寄ったのであります!
撮影地点のMapion地図

(令和5年7月26日撮影)

(『真山神社の丸木舟…2』につづく)

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タグ : 真山神社丸木舟