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八郎潟の閘門を訪ねて…6

(『八郎潟の閘門を訪ねて…5』のつづき)

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302062.jpg前扉室ゲートが閉じたのを確認してから、Sさんは艇のある方に戻ってきて、今度は後扉室ゲートの「現場盤」を開き、上昇ボタンを押しました。

前扉室が閉じていて後扉室が開いていたら、並んでいる順に現場盤を操作すればいいのでしょうが、今回のような場合はどうしても、行ったり来たりしなければならないのが面倒ではありますね。


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後扉室ゲートは、スイッチを押すと一定の速度で上がり続けるため、閘室内の水が
どばぁー
といった感じで、ほぼいっぺんに排出されます。もう本当にどばぁー、としかいいようのない、いっそ潔い排水っぷり。

バイパス注排水の設備はもとよりなく、扉体からの直接注排水だと、細めに開いた時点で一旦停止、注排水を完了したころに上昇再開といったプロセスで扉体を制御するパターンのものもありますが、本閘門はまことに単純明快。閘程もきわめて少なく、通航船艇も小型のものに限られるので、これで差し障りはないのでしょう。

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302065.jpgもやいを解いて微速前進、閘室に進入。上がった扉体を眺めると、海苔らしい黒ずんだ汚れだけで、貝は全く見られませんでした。汽水域とはいえ上流から常時越流しているせいか、海水の濃度はごく薄いようです。

扉体の手前に一対下がっている平角パイプ、何かと思ってのぞいたら、扉体を吊っているチェーンの"鞘"でした。扉体が上がると、余ってたるんだ分のチェーンが、ここに収まるというわけですね。

(令和5年7月25日撮影)

(『八郎潟の閘門を訪ねて…7』につづく)

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タグ : 八郎潟防潮水門閘門船越水道