5月21日のおフネ見…1

晴海埠頭には「かしま」「はたかぜ」の練習艦隊も寄港していたのですが、前日、20日で出港してしまったとのこと。残念でしたが、これから見にゆくフネも、東京では珍客といってよい一隻。楽しみです。

さて、クルーズターミナルが視界に入ってきました。折からの南風に、波頭がキラキラと陽光を反射した向こう、こちらに船首を向けた公開船がもやっているのが見えますね。

●北側の一隻は、東京港ではおなじみ、またみなと祭でも常連といってよい浚渫船「海竜」です。せっかくなので、船首中心線からいいお顔を一枚。
船橋にくらべて船首楼の高さがあるため、首をすくめたように見えるのがユーモラス。どっしりと肥えた船型が、任務柄を感じさせて頼もしいですね。

●そしてもう一隻は、海上自衛隊の試験艦「あすか」! 都内で目にするのは初めてだったと思います。「海竜」のどっしりタイプと、「あすか」の護衛艦なみにファインな船型が好対照で、眺めていても楽しい角度。
何分午前中とてもろ逆光、加えて海自艦艇の軍艦色とくれば、暗く沈んでディテールがつぶれがちになってしまうのは、何とも致し方のないところ。これが晴海なら、いい表情が撮れるのに‥‥とぼやきたくなりましたが、珍客に会えたことをまず幸いとしましょう。

●乗り組みさんにご心配をかけないよう、配慮しつつ少し寄せ気味に舵を切って、「海竜」を左舷前方から。
京浜運河北口の定位置でも右舷をつけ、左舷を見せた格好でもやっていますから、いつもと変わらない角度といえばそうですが。でも船首側正面から見られたし、満船飾でいつもと違った、華やいだ表情を眺められたのは、やはりお祭りならでは。船もどこか嬉しそうに見えませんか。
【撮影地点のMapion地図】
(令和5年5月21日撮影)
(『5月21日のおフネ見…2』につづく)

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