利根川河口堰閘門を訪ねて…5
(『利根川河口堰閘門を訪ねて…4』のつづき)

●警報音が鳴り響く中、じりじりと後扉室の扉体が上がって、閘室内が見えてきました(動画はこちらをどうぞ)。船はすでにもやいを放ったのだか、側壁から離れて斜めになっていますね。
径間15mの開扉となれば、離れていても結構な質量感で迫力があります。扇橋閘門や荒川ロックゲートの速度に慣れていると、ちょっと遅いかとも思えますが、これは昭和46年という竣工年と、セルフ操作で安全性を見込んでいることから考えて、妥当なところではあるでしょう。

●側壁に見える湛水線からして、閘程は1mほどでしょうか。こういったディテールは、実際に通閘を目の当たりにしないとわかりません。本当にラッキーでした。
閘室を出てきたサッパをスナップ。先ほどは船首に出ていた人たちも、扉体からの滴をしのぐためオーニングの下に入っていますね。鴨猟のチャーターを専門に請け負っている船なのでしょうか、通閘を前提とした備えのように思えました。

●閘門を訪ねられただけでなく、通閘シーンもばっちり堪能できて、お腹いっぱいといったところ。背割堤の天端に上がって、常陸川水門のゲート群を眺めつつしばし休憩。常陸川水門の閘門は、15年前に過去ログ「常陸川閘門…1」で訪問済みです。
ここで天端の堤防道を、川面にはさまれた清々しい風景を眺めつつ下流側へ。もう一つ見ておきたい物件があったのです。
【撮影地点のMapion地図】
(令和5年2月12日撮影)
(『利根川河口堰閘門を訪ねて…6』につづく)

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●警報音が鳴り響く中、じりじりと後扉室の扉体が上がって、閘室内が見えてきました(動画はこちらをどうぞ)。船はすでにもやいを放ったのだか、側壁から離れて斜めになっていますね。
径間15mの開扉となれば、離れていても結構な質量感で迫力があります。扇橋閘門や荒川ロックゲートの速度に慣れていると、ちょっと遅いかとも思えますが、これは昭和46年という竣工年と、セルフ操作で安全性を見込んでいることから考えて、妥当なところではあるでしょう。


閘室を出てきたサッパをスナップ。先ほどは船首に出ていた人たちも、扉体からの滴をしのぐためオーニングの下に入っていますね。鴨猟のチャーターを専門に請け負っている船なのでしょうか、通閘を前提とした備えのように思えました。


ここで天端の堤防道を、川面にはさまれた清々しい風景を眺めつつ下流側へ。もう一つ見ておきたい物件があったのです。
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(令和5年2月12日撮影)
(『利根川河口堰閘門を訪ねて…6』につづく)

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