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令和4年度川走り納め・石神井川…2

(『令和4年度川走り納め・石神井川…1』のつづき)

291041.jpg新柳橋の改架現場を過ぎると、護岸に施された石垣風の化粧板、いままで途切れ途切れだったのが、両岸とも連続するように。河道とともにうねる壁面へ縦横の線が入ると、ちょっとサイバーパンク味も。

空もすっかり晴れ上がり、ほどよい狭水路と微速のおかげで風を受けずに過ごせたため、体も温まってきたせいかやる気も急上昇。狭い水路好きというのもありますが、現金なものであります。

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堤防を掘り込んだかたちの「あすか緑地」、石神井川可航部唯一のテラスを有する公園です。お散歩の時間なのか、帽子をかむった保育園児たちが元気に遊んでおり、近づくと気づいて、いっせいに枯葉色の法面を駆け下りてきました。可愛らしい歓声に、思わず顔がほころびます。

手を振って挨拶すると、子供たちも振り返して大盛り上がり。先生からの質問に答える形で、「川の探検をしています」「この先の行き止まりまでいって、すぐ戻ってきます」とお話しすると、柵にしがみついてこちらを見入っていた子供たちも、興味深げにふんふんと聞いてくれたようでした。

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子供たちの盛大なお手振りに送られてテラスを離れ、南へ向かう大屈曲を通過。仰ぐと、北西から伸びてくる王子北出入口の麗しい錯綜ぶり。河道同様、首都高高架もうねり、ふたたび河上を越えていくさま、佳き哉。冬の陽光に満ちた川面、化粧板の張られた護岸とあいまって、硬質ながら美しい光景です。

291044.jpgここで、水面に点々と浮流物が見えるようになり、写真のような固まりも流れてきて、奥部はいつか見たようにゴミみっちりかしら‥‥と警戒。

しかし、浮いているのはほとんどが枯葉で、固まりも厚みがなく乗り越しても支障のないレベルだったので、ホッとしました。河水のコンディションは引き続き良好で、魚が泳いでいれば目視できるくらい澄んでいます。

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花筏ならぬ枯葉筏をかき分けながら、ゆきかうクルマも賑やかな都道306号線、溝田橋をくぐります。ぶどう色の塗色はつやがあって、まだ真新しい感じ。橋名はこちら、下流側のみで、上流側には記してありませんでした。
撮影地点のMapion地図

(令和4年12月28日撮影)

(『令和4年度川走り納め・石神井川…3』につづく)

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タグ : 石神井川