「もがみ」型護衛艦来航…1

午後から天気が崩れるとの予報を受けて、早めに出航しようと7時前に解纜。朝日を浴びた廃煙突、背後にクレーンが‥‥いよいよ解体が始まるのかしら。

●まだ凪いでいる時間帯でしたが、昼ごろから南風の強風が入ることもあり、湿度はそこそこあって靄がかかっています。
道々、辰巳の高層マンション群をふと見ると、頂部から少し下あたり、たなびくように薄黒い雲がかかっているのに気づきました。陽が出て気温が上がり、加えて湿度も高かったせいなのでしょうか。気温の逆転層があのあたりにあって、靄が滞留したのでしょうね。

まだ太陽の高度も低いので、旧防波堤の森も水面も黒く沈んでいます。朝らしい水路風景と爽やかな空気、毎度のことながら、早起きはしてみるものじゃと一人うなずきつつ飛ばします。

●第一航路に出てみると、ご覧のとおり一面靄が立ち込め視程はよくありませんが、遠方の建造物が、朝日で赤味がかった白いヴェールに飲み込まれてゆくさま、幻想的でしばらく眺めていたくなる美しさ。
靄がかかっているくらいでしたから、風はほとんどないか微風といった程度でしたが、港口から低いうねりが絶えず入ってきており、水面が静穏というわけではありませんでした。すでに沖は、湾外からの南風による波が入ってきていたのでしょう。

●クルーズターミナル遠望、「もがみ」型護衛艦2隻がもやっているのが見えます。逆光と靄が独特のシルエットを強調し、かつてない形の新型艦であることが感じられて、気持ちも高ぶるものが。まだ8時前で、艦旗掲揚まで時間があります。じっくり拝見させていただくとしましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年11月13日撮影)
(『「もがみ」型護衛艦来航…2』につづく)

にほんブログ村
【▲クリックお願いします】
- 関連記事
-
- 令和4年度川走り納め・晴海橋梁
- 都市計画運河橋梁に触れる
- 「もがみ」型護衛艦来航…1
- 9月25日のフネブネと水門
- 改架中の高速大師橋…2