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月島埠頭にて…2

(『月島埠頭にて…1』のつづき)

286046.jpg奥のF-1バースに横付けしている本船は、水線上のグリーンの塗り分けが特徴の「共勝丸」。小笠原諸島、父島・母島通いの貨物船です。

【共勝丸】小笠原父島の貨物船」(Hello!小笠原)←リンク先は先代船「第二十八共勝丸」についての記事ですが、本船を運航する(株)共勝丸は、その名のとおりの一杯船主なのだそう。なお現在は、原則客扱いはしていないようですね。


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前後のカットが上手く撮れていなかったので、手前に索具がかかっているのものでご勘弁ください。こちらもファンネルに「カギニ」の船印が!

海運業の先進地である瀬戸内あたりにいけば、この手の船印もふんだんに見られそうですが、この点船主密度の薄い(?)江戸前、珍しく思えてしまいますね。探せばもっと見つかるのかもしれませんが。

286048.jpgF-0バースにはポンツン桟橋が突き出ていて、東京都観光汽船の繋留場になっているのはご存じのとおり。水上バス「竜馬」、「いりす」と一緒に、リムジンボートのスマートな姿も。

空港通いの便に就航していると聞きながら、まだ走っているところに行逢したことがないのは残念なところ。


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船首側から眺めてみたかったものの、この体勢では難しいので、流れで船尾をほぼ正横から。あら、洒脱な雰囲気を重視している(と、思える)リムジンボートにしては、フェンダーが不揃いで、少々汚れも目立つような。

ここはせめて、船体に合わせたシックな色合いのフェンダーカバーでも着せてあげたくなります。また航行中、造波でフェンダーがぶらんぶらんしているのも、できれば避けたい気も‥‥。せっかくのスマートな姿が台無しですものね。ものいいをつけてすみません。

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水上バスたちのもやうすぐ左手、前から気になっていたポンツン桟橋を。離れたところからパッと見ると、曳船と見まがうようなシルエットの甲板室(?)を備えているのが気に入っています。

しかも、一段低めたところの側面に、格子までつけた丸い舷窓があるあたりも、なおさらそう思わせるものが。どんな用途で、この甲板室がつくられたのでしょう。もしかして、扉を開けて下に降りると、給油・給水や照明用の動力室があるとか‥‥妄想がはかどります。
撮影地点のMapion地図

(令和4年9月11日撮影)

(『9月11日の水路風景…1』につづく)

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タグ : 隅田川水上バス