ループ内船溜でお船見…3
(『ループ内船溜でお船見…2』のつづき)

●目線をひゅっと吸い寄せられたのがこの「湾岸食堂」! 一見して「業務船みっちりの船溜を前にして、二面がガラス張りのレストラン! これはその筋の好き者のためにあるようなものでは?」と思ってしまったほど! 艀の船溜が一望にできた、かつてのタイクーンに勝るとも劣らないものがあるのではないでしょうか。
営業案内によると、営業時間は11:00~14:00のランチタイムのみ、土日祝日定休‥‥うーん、気軽な利用には少々ハードルが高そうですが、フネ好きとして一度は行ってみたいところです。これでタイクーンばりに桟橋があって、プレジャーをもやって食事できるなんて、妄想したくなるようなロケーションでもありますね。

●ループ西半部を一巡しながら、たびたび周りを走ってゆくゆりかもめの編成がいい刺激になりました。フネブネの出入りもなく、ループ内は極めて静かだからです。
レインボーブリッジの主塔が醸す情景の奥行きと、静まり返った船溜に動きを与えるゆりかもめ‥‥魅力的な船たちを眺めながら、のんびりした、充実したひとときを過ごせた気になったものでした。

●古豪、といってよさそうな豆曳船、「大春丸1号」。塗り重ねた塗料が剥落したさまが感じさせる星霜、舷窓の上に設けられた雨樋の形にも古風な味が染み出すようで、佳いですね。
ファンネルがなく、エンジンケーシングから直接排気管が立ち上がり、船尾へ曲げているあたりちょっともの足りない気もしますが、いかにも働き者といった雰囲気にあふれていて、眺めていて楽しいものです。
●防波堤とループに囲まれているせいか、妙に安心感があってのんびりできました。微速でゆるゆるとループを出て右手を見ると、ジェットフォイル「セブンアイランド愛」が。
船尾軸線近くから眺めた形に惹かれて、ほぼ正横に来たところでパチリ。古びたドルフィンとピンクのお尻が対照的で、面白く思えたものでした。
●そのすぐ南の岸壁には、伊豆七島海運の貨物船が2隻接岸中。うち1隻「友正丸」をスナップ。高々と掲げた2本のデリックが、近海航路の本船らしい雰囲気がしていいですね。
晴海や朝潮運河でも感じるのですが、こうもマンションが岸壁に迫ってしまうと、着けている本船が万事やりにくそうで、いつも気になってしまうのです。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年9月11日撮影)
(『月島埠頭にて…1』につづく)

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●目線をひゅっと吸い寄せられたのがこの「湾岸食堂」! 一見して「業務船みっちりの船溜を前にして、二面がガラス張りのレストラン! これはその筋の好き者のためにあるようなものでは?」と思ってしまったほど! 艀の船溜が一望にできた、かつてのタイクーンに勝るとも劣らないものがあるのではないでしょうか。
営業案内によると、営業時間は11:00~14:00のランチタイムのみ、土日祝日定休‥‥うーん、気軽な利用には少々ハードルが高そうですが、フネ好きとして一度は行ってみたいところです。これでタイクーンばりに桟橋があって、プレジャーをもやって食事できるなんて、妄想したくなるようなロケーションでもありますね。

●ループ西半部を一巡しながら、たびたび周りを走ってゆくゆりかもめの編成がいい刺激になりました。フネブネの出入りもなく、ループ内は極めて静かだからです。
レインボーブリッジの主塔が醸す情景の奥行きと、静まり返った船溜に動きを与えるゆりかもめ‥‥魅力的な船たちを眺めながら、のんびりした、充実したひとときを過ごせた気になったものでした。

●古豪、といってよさそうな豆曳船、「大春丸1号」。塗り重ねた塗料が剥落したさまが感じさせる星霜、舷窓の上に設けられた雨樋の形にも古風な味が染み出すようで、佳いですね。
ファンネルがなく、エンジンケーシングから直接排気管が立ち上がり、船尾へ曲げているあたりちょっともの足りない気もしますが、いかにも働き者といった雰囲気にあふれていて、眺めていて楽しいものです。

船尾軸線近くから眺めた形に惹かれて、ほぼ正横に来たところでパチリ。古びたドルフィンとピンクのお尻が対照的で、面白く思えたものでした。

晴海や朝潮運河でも感じるのですが、こうもマンションが岸壁に迫ってしまうと、着けている本船が万事やりにくそうで、いつも気になってしまうのです。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年9月11日撮影)
(『月島埠頭にて…1』につづく)

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