8月11日の川景色
(『8月11日のフネブネ』のつづき)
●おなじみの船路で眺めたあれこれを、例によってまとめてみました。
右は美倉橋下でもやって憩う曳船、第33中島丸。ここで三崎町中継所から下ってくるバージを引き継いで、中防へと曳いてゆきます。今や唯一となった、不燃ゴミ輸送航路が生きている証でもある、のどかな姿です。
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●秋葉原付近の神田川は、基礎護岸から上を石垣風の化粧板張りとしたのはご存じと思いますが、この日万世橋下流まで来てみると、あらら、せっかく張った板がはがれて、浮いたりずれたりしたものが両岸に一か所づつ。
流速に耐えられなかったのか、浮流物でもぶつかって衝撃で外れたのか‥‥。やはり水面から上と違って、水没する部分は力のかかり方が段違いですね。台風で増水した後に、ぽろぽろはがれたりしないか心配になりました。

●おなじみ総武線神田川橋梁で、タイミングよく電車が渡ってきたので一枚。空は雲が多めでしたが、爽やかな感じに撮れて思わずニッコリ。

●この日、一番笑った物件。たった今誰かが乗ってきて、用足しがあるので立てかけておいた‥‥という風情の自転車。干潮時に何度も通っていますが、今まで気がつかなかったなあ。場所は雉子橋の上流です。
改めて見てみても、基礎護岸にもたれたそのさまが絶妙で、そのうち持ち主がぶらぶらと帰ってくるんじゃないか、と思えたほどでした!

●もと気象庁の敷地内、川に近い位置に立っている、この三角錐の独立鉄塔。どこか古風な感じがして、通るたびに気になる存在です。
以前「タモリ倶楽部」で解説役を仰せつかったとき、タモリさんがこの鉄塔を見て「鉄塔とかアンテナ好きなんだ」と熱く語り出し、私も昔、真鍮線で八木アンテナもどきを自作したことを披露したりと、緊張しながらもひとしきり盛り上がったことが、懐かしく思い出されます。もう12年も前なのですね‥‥。

●日本橋のアーチ越しに見た日本橋船着場には、これも顔なじみエスエスNANO2が着桟中。すでに多くのお客さんが席について、結構な賑わいでした。
コロナ禍でどちらの船社も苦しい状況が続いていますが、オープン艇とあって感染対策さえしていれば、これほど安全な舟遊びはないでしょう。

●神田川河口、隅田川水上派出所の前に警備艇「いそちどり」がもやっているのは、日常の風景といっていいものですが、達着直後らしく、職員さんお二人が上陸するシーンにたまたま出くわしたので、珍しく(?)思ってスナップ。人影を目にすることが少ない水上派出所、こういう一瞬も記録しておきたいものです。

●豊洲運河のフェンス上で、鷺さん3種3羽が一枚に収まった写真が撮れました。まあ、下手な写真ではありますが、各種鷺ご一行の隆盛ぶりがうかがえる記録として‥‥。

●最後に船行きとは関係ありませんが、嬉しかったのでここに掲げさせていただきます。家族からもらった誕生日カード。屋形船が浮かぶ湾奥の花火大会が題材で、水路をモチーフにしたものをよくぞ見つけてきてくれたと、大いに喜んだのでした。
裏面の切れ込みをペコリと押し込むと、昔あった飛び出す絵本のように、精緻に抜き加工された風景が立体になる仕組み。ふと思いついて、上からライトを当ててみると、花火や街並みが映えて、回り灯篭のような素朴な美しさが。ありがとう、ありがとう!
(令和4年8月11日撮影)
(この項おわり)

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右は美倉橋下でもやって憩う曳船、第33中島丸。ここで三崎町中継所から下ってくるバージを引き継いで、中防へと曳いてゆきます。今や唯一となった、不燃ゴミ輸送航路が生きている証でもある、のどかな姿です。
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●秋葉原付近の神田川は、基礎護岸から上を石垣風の化粧板張りとしたのはご存じと思いますが、この日万世橋下流まで来てみると、あらら、せっかく張った板がはがれて、浮いたりずれたりしたものが両岸に一か所づつ。
流速に耐えられなかったのか、浮流物でもぶつかって衝撃で外れたのか‥‥。やはり水面から上と違って、水没する部分は力のかかり方が段違いですね。台風で増水した後に、ぽろぽろはがれたりしないか心配になりました。

●おなじみ総武線神田川橋梁で、タイミングよく電車が渡ってきたので一枚。空は雲が多めでしたが、爽やかな感じに撮れて思わずニッコリ。

●この日、一番笑った物件。たった今誰かが乗ってきて、用足しがあるので立てかけておいた‥‥という風情の自転車。干潮時に何度も通っていますが、今まで気がつかなかったなあ。場所は雉子橋の上流です。
改めて見てみても、基礎護岸にもたれたそのさまが絶妙で、そのうち持ち主がぶらぶらと帰ってくるんじゃないか、と思えたほどでした!

●もと気象庁の敷地内、川に近い位置に立っている、この三角錐の独立鉄塔。どこか古風な感じがして、通るたびに気になる存在です。
以前「タモリ倶楽部」で解説役を仰せつかったとき、タモリさんがこの鉄塔を見て「鉄塔とかアンテナ好きなんだ」と熱く語り出し、私も昔、真鍮線で八木アンテナもどきを自作したことを披露したりと、緊張しながらもひとしきり盛り上がったことが、懐かしく思い出されます。もう12年も前なのですね‥‥。

●日本橋のアーチ越しに見た日本橋船着場には、これも顔なじみエスエスNANO2が着桟中。すでに多くのお客さんが席について、結構な賑わいでした。
コロナ禍でどちらの船社も苦しい状況が続いていますが、オープン艇とあって感染対策さえしていれば、これほど安全な舟遊びはないでしょう。

●神田川河口、隅田川水上派出所の前に警備艇「いそちどり」がもやっているのは、日常の風景といっていいものですが、達着直後らしく、職員さんお二人が上陸するシーンにたまたま出くわしたので、珍しく(?)思ってスナップ。人影を目にすることが少ない水上派出所、こういう一瞬も記録しておきたいものです。

●豊洲運河のフェンス上で、鷺さん3種3羽が一枚に収まった写真が撮れました。まあ、下手な写真ではありますが、各種鷺ご一行の隆盛ぶりがうかがえる記録として‥‥。

●最後に船行きとは関係ありませんが、嬉しかったのでここに掲げさせていただきます。家族からもらった誕生日カード。屋形船が浮かぶ湾奥の花火大会が題材で、水路をモチーフにしたものをよくぞ見つけてきてくれたと、大いに喜んだのでした。
裏面の切れ込みをペコリと押し込むと、昔あった飛び出す絵本のように、精緻に抜き加工された風景が立体になる仕組み。ふと思いついて、上からライトを当ててみると、花火や街並みが映えて、回り灯篭のような素朴な美しさが。ありがとう、ありがとう!
(令和4年8月11日撮影)
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