7月23日のお散歩で

舫を解いて微速で進んでいると、さっそく鷺さんと遭遇。夏は鷺の季節といってもいいほど、飄々とした姿が川や運河の各所に見られるようになって久しいですが、それだけ餌となる魚が豊かになったことを実感させることではあります。
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●毎度おなじみ東雲運河でのトライアル、50.3km/h=27.16ktを発揮しました。令和元年8月の28.67ktを思うと、少々物足りない感じもしますが、あれは潮時や風向きが幸いした特殊な例でしょうから、まず27kt出れば十分、快調そのものです。

●東雲運河を出たその足で豊洲、晴海沖を流し、朝潮運河へ入り臨港消防署をのぞいて。フラッグシップ「みやこどり」は、乗り組みさんが船橋の窓ガラスを拭いている最中でした。

●朝潮水門をくぐってみると、黎明橋の南側に新しい橋が建設中で、すでに橋脚が立ち上がっていました。橋脚の規模や勾配から、人道橋でしょうか。写真は晴海3丁目側の2基です。

●両岸とも再開発が著しく、タワーマンションの林立で居住人口もうなぎのぼりに増えていますから、橋の新設はうなずけるものがあります。
検索したところ、「晴海と勝どきをつなぐ『人道橋』の整備~朝潮運河~」(中央区会議員 高橋まきこ)がヒット。やはり人道橋でした。全長360m、幅12m、区道として整備されるそうで、来年8月に竣工する予定のようですね。気になったのは「トラス橋(設計書作成中)」とあったこと。どんなデザインのトラスになるのか、楽しみになってきました。

●月島川から隅田川に抜ける際、屋形船の上で休んでいた鴨さんをパチリ。ヒヨコ艦隊は相変わらず出会えませんでしたが、夫婦で、あるいは群れでくつろぐ鴨たちの姿は、各所で楽しむことができました。

●どんよりと曇った空模様でしたが、帰路についたころ少し陽がさしてきました。護岸工事中の平久川に入ると、台船の上にごろり、と転がされたグラブが、陽に照らされて錆色の肌を見せつけていました。

●‥‥まあ、毎度のことながら、これで通航不可にしないのですから大したものです。クレーン台船と護岸のスキ間を、何度目かのギリギリすり抜け。

●すり抜けながら緊迫の(でもなんでもない)片手撮り、日の丸クレーンはこの日もキリリとした表情を見せてくれました。

●母港に戻ると、海上保安庁の複合艇が入港。燃料補給でしょうか。監視取締艇とともに臨海部の運河ではよく目にする艇種ですが、この猛暑下にヘルメットとベスト型救命胴衣を着用しての乗り組みは、はた目にもツラそうですね‥‥お疲れさまです。
(令和4年7月23日撮影)

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