4月10日の水路風景…3
(『4月10日の水路風景…2』のつづき)
●京浜運河を北上していると、先行する一隻の艇に追いつきました。港湾局の監視船「はやかぜ」ですね。
航跡の中に入って、行き足を合わせしばらく続航していたら、こちらに気づいたのか右へ寄せぐっと減速。お仕事中なのに恐縮です、お礼をいいながら追い越させてもらいました。

●このあたり、モノレールの線路が水面近くまで降りてくるところ。間近で滑る姿はスピード感があり、ついカメラを向けたくなるものです。
建設が続く新しい首都高、桁がこちらに伸びてくるようですが、モノレールの上に高速の桁がかぶさる形になるのかしら(ぐぐれ)。

●天王洲南運河から第一航路に出て、振り返ったところ。風がそこそこあって、さざ波が立っている割には靄が濃く滞留し、クレーンたちが白いヴェールに半ば身を沈め、入港する本船も霧の中からぬっと姿を現すような、幻想的な光景に。
湾奥でガスが出て視程が悪くなると、暖かくなってきたことを実感しますよね。半面何を撮ってもシャープさに欠けるので、冬の水路がちょっと懐かしくなる時季でもあります。
●港内から隅田川に入り、築地大橋をくぐると‥‥おや、浜前水門も閉じていますね。先ほどの北前堀水門に続いて、レアな光景が目にできたのはやはり嬉しくなります。
閉じていた二つの水門が、たまたま巻上機室がなく堰柱のみのタイプだったのですが、この型は扉体が下がるとどこかバンザイをしているような、ユーモラスな感じがして面白く思ったものです。

●3月6日に続く、大島川西支川の巽橋改架の様子をスナップ。台船が入り、手前に仮橋の仮設中でしたが、興味深かったのは巽橋本体の歩道部分が撤去され、鈑桁が露出していたこと。
「大島川西支川を歩く…4」でも紹介しましたが、巽橋は桁の外側に大きく歩道部分が張り出し、高欄や親柱も追加されていて、一見古い橋とは思えない外観でしたから。これは貴重だ! ともっと寄せて撮りたかったのですが、クレーンが作業中ということもあり、接近は控えざるを得ませんでした。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年4月10日撮影)
(『日の丸クレーン船みたび』につづく)

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航跡の中に入って、行き足を合わせしばらく続航していたら、こちらに気づいたのか右へ寄せぐっと減速。お仕事中なのに恐縮です、お礼をいいながら追い越させてもらいました。

●このあたり、モノレールの線路が水面近くまで降りてくるところ。間近で滑る姿はスピード感があり、ついカメラを向けたくなるものです。
建設が続く新しい首都高、桁がこちらに伸びてくるようですが、モノレールの上に高速の桁がかぶさる形になるのかしら(ぐぐれ)。

●天王洲南運河から第一航路に出て、振り返ったところ。風がそこそこあって、さざ波が立っている割には靄が濃く滞留し、クレーンたちが白いヴェールに半ば身を沈め、入港する本船も霧の中からぬっと姿を現すような、幻想的な光景に。
湾奥でガスが出て視程が悪くなると、暖かくなってきたことを実感しますよね。半面何を撮ってもシャープさに欠けるので、冬の水路がちょっと懐かしくなる時季でもあります。

閉じていた二つの水門が、たまたま巻上機室がなく堰柱のみのタイプだったのですが、この型は扉体が下がるとどこかバンザイをしているような、ユーモラスな感じがして面白く思ったものです。

●3月6日に続く、大島川西支川の巽橋改架の様子をスナップ。台船が入り、手前に仮橋の仮設中でしたが、興味深かったのは巽橋本体の歩道部分が撤去され、鈑桁が露出していたこと。
「大島川西支川を歩く…4」でも紹介しましたが、巽橋は桁の外側に大きく歩道部分が張り出し、高欄や親柱も追加されていて、一見古い橋とは思えない外観でしたから。これは貴重だ! ともっと寄せて撮りたかったのですが、クレーンが作業中ということもあり、接近は控えざるを得ませんでした。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年4月10日撮影)
(『日の丸クレーン船みたび』につづく)

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