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大井埠頭の「しらせ」…1

279001.jpg4月10日は、同業者で一級小型船舶操縦士のS社長と二人で近場を流してきました。航海経験は豊富なS社長も、川や港内を徘徊する遊びは初めてのご様子、どんな感想を抱かれるでしょうか。

しばらく崩れ気味が続いた天候も、この日は穏やかに晴れ、気温も朝からぐんぐんと上昇。てろりと滑らかな水面と、白く靄のかかった空、夏の朝を思わせるような湾奥風景を眺めつつ、第二航路へ南下します。

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有明はフェリー埠頭の南を気持ちよくプレーニングで通り過ぎざま、「フェリーしまんと」(オーシャン東九フェリー・12,636総t)を一枚。陽射しに白い船体が輝いて、まばゆいほど。これに乗って、徳島の川や閘門たちを再訪してみたいなあ‥‥。

279003.jpg第二航路西口から、第一航路を見たところ。軸線上には大井埠頭南端、かつては城南島とを隔てる水路だった痕跡である凹部が。

あれ? こちらに船尾を向けている接岸中の本船、オレンジ色の船体に並行二本煙突、それに特徴ある形をしたクレーンのジブ! あれはもしかして‥‥。ワクワクする気持ちそのままに、スロットルを押し込んで増速。水面は油を流したように滑らかで、快適に飛ばし第一航路を横断です。

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やはり、砕氷艦「しらせ」だ! 時期的に見て、南極から帰ってまだ間もないはず。大井食品埠頭と呼ばれるONバースにもやっているのは、補給物資積み込みのためでしょうか。

以前はたびたび姿を見かけた、晴海客船ターミナルが閉鎖されてしまいましたから、これからは東京に入港しても、こんな沖合まで来なければお目にかかれなくなったんだなあ、と少々寂しいものが。昨年10月の出港式典は、横須賀で行われたのでしたっけね。

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周囲をよく見まわして、行逢船や警備の船艇がいないことを確認してから、微速で接近開始。

見たかぎり甲板上に人影はなく、休日らしい穏やかな雰囲気。氷海での苦闘を想わせる水線下にまず目を奪われますが、量感豊かな曲線を描く船尾のオーバーハングから始まって、幅のあるどっしりと肥えた船型も"輸送艦"の任務ならではの頼もしさを感じさせ、何度見てもよいものです。
撮影地点のMapion地図

(令和4年4月10日撮影)

(『大井埠頭の「しらせ」…2』につづく)

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タグ : 東京港砕氷艦