2月6日の旧江戸川…1

まずは旧江戸川流頭部を目指そうと、荒川河口を南下。青空をバックにそびえる橋梁群の雄姿を振り返りつつ、三枚洲・葛西臨海公園の水路へ。

●旧江戸川を訪ねてみようと思ったのは、新中川合流点から上流は平成29年12月以来ご無沙汰しており、新しい行徳橋が架かってからの行徳可動堰もまだ未見だったので、江戸川閘門を久しぶりに通る楽しみもあるしと、足を向けてみる気になったのです。
道々にもいろいろ変化があるだろうな‥‥と、ワクワクしながら葛西臨海公園前・三枚洲の水路(以前触れたとおり、どうも旧江戸川の一部らしいですが)に入ると、さっそく目を引かれるものが。葛西なぎさ橋の主塔、
解像度が下がってドット絵化してますね!

●平成30年12月に見た、清州橋のインパクトには及ばないものの、斜めに立った主塔が、逆光の中ガタガタの輪郭を浮かび上がらせている姿は、やはり強烈でした。くぐって東側に出たところで仰ぐと、階段状に組まれた巨大なブロック細工を見るようで、これまた面白いものが。
海風がもろに吹き付ける環境下、鋼橋の維持管理はご苦労が多いことでしょう。特に主塔があることで、高所作業が必須になるこの手の橋はなおさらです。

●さて、冬の快晴日の湾奥といえば、楽しみなのが富士山が眺められること。微速で東航しながら振り返ると、冠雪した秀麗な山容を望むことができて、まあ嬉しいこと。水路上では本年初の富士山であります。

陽光で生じた水面の揺らぎが、水平線上にあるフネブネをゆらゆらとした形に変形させて、冬らしい穏やかさを感じさせるものが。風の塔、この角度から眺めると、本当にメインとジブを展帆したヨットに見えますね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和4年2月6日撮影)
(『2月6日の旧江戸川…2』につづく)

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