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12月12日のフネブネ…2

(『12月12日のフネブネ…1』のつづき)

275116.jpg「ハワード・O・ローレンツェン」の後ろには、音響測定艦2隻のほか、ご覧のようなクレーン船やLCU‥‥中型揚陸艇2隻も接岸していて、後詰めの根拠地らしい雰囲気です。

ノースドックには、帷子川を出て瑞穂鉄橋に向かった道々にも北西角周りを間近に眺められ、楽しめました。以下はそのときのスナップです。


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こちらはハーバータグともいうべき大型曳船。丸みを帯びたいかにも曳船らしいスターンに「MG NATHANAEL GREENE」、「BG ZEBLON PIKE」と船名が。

275118.jpgさらに奥へ進むと、小型舟艇の上架スペースがありました。小型曳船とLCMがみっちりのズラリ‥‥同型艇が水線下を見せて並んだところって、やはり目を引かれますよね。

スロープやリフトなど、上下架のための施設は見えなかったので、移動は先ほどのクレーン船で行うのでしょうか。


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このクラスのランディング・クラフトだと、何でも「大発」呼ばわりしたくなる悪いクセがありまして‥‥まあしかし、バウランプ付きの艇って夢がありますよね。プレジャーでもこの手があったらとよく妄想します。

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入江川第二派川を奥へ進み、入江川小派台川の入口をのぞいた直後、もやっていた船艇の中でも強烈だったのが、この古風なスタイルの通船!

イヤ、もの凄いボロボロっぷり‥‥。今までさまざまな放置船を見てきましたが、傾きもせずちゃんと浮いているのに、表面だけここまでベロベロに剝がれ放題って、何とも異様なものが。船名は「みらい2世」、おそらくこの水域を終焉の地とするのでしょうが、悲壮感漂いながら、どこか貴重な瞬間を目にしたような、そんな気持ちになりました。
撮影地点のMapion地図

(令和3年12月12日撮影)

(『12月12日のフネブネ…3』につづく)

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タグ : 横浜港入江川第二派川