12月12日の横浜水路…5
(『12月12日の横浜水路…4』のつづき)
●航程の半ばを過ぎると、右手に見えてくるのが入江川小派常磐川。この奥に、先ほど通った鉄橋の撤去現場があります。
点々と水鳥の群れが浮かび、こちらも静謐そのもの。寄り道してみたい気持ちはあるものの、もうずいぶん道草を食ってしまったのですから、ここはぐっとこらえなければなりません。

●貨物線の鉄橋をくぐってから振り返って。帷子川で往復、入江川第二派川、そしてここで各1回と、今日は合計4回も高島線の橋をくぐったわけです。
何分貨物線の重要度も下がっているご時世とあって、どの橋も揃ってくたびれた風情。橋脚は全面石張りとなかなか豪華な感じですが‥‥あ、左に何か書いてある!

● し ず か に い け
あっハイ、と背筋が伸びそうな命令口調。護岸や橋に書いてある、この手の徐航指示は大好きです。謹んでコレクションに加えさせていただきました。

●入江川第四小派川、唯一の船影がこのバージ「栄丸」。バックに見えるサイロ群やバージ上のダクトから、製粉会社だと見当がつきました。今は亡き、小名木川の東京製粉(『5月14日の内部河川…3』ほか参照)を思い出します。
●入江川第四小派川を出て港内へ、スロットルを倒して増速、帰路につくことに。
左手に出田町埠頭を眺めながら走っていると、岸壁上の倉庫に「バナナ1号上屋」なる文字を発見、走りながら一枚。いや、扱品目が書いてあるのは当然ながら、バナナとあると何か微笑ましいような感じがして、思わず惹かれたのでした。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年12月12日撮影)
(『12月12日の水路風景…1』につづく)

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点々と水鳥の群れが浮かび、こちらも静謐そのもの。寄り道してみたい気持ちはあるものの、もうずいぶん道草を食ってしまったのですから、ここはぐっとこらえなければなりません。

●貨物線の鉄橋をくぐってから振り返って。帷子川で往復、入江川第二派川、そしてここで各1回と、今日は合計4回も高島線の橋をくぐったわけです。
何分貨物線の重要度も下がっているご時世とあって、どの橋も揃ってくたびれた風情。橋脚は全面石張りとなかなか豪華な感じですが‥‥あ、左に何か書いてある!

● し ず か に い け
あっハイ、と背筋が伸びそうな命令口調。護岸や橋に書いてある、この手の徐航指示は大好きです。謹んでコレクションに加えさせていただきました。

●入江川第四小派川、唯一の船影がこのバージ「栄丸」。バックに見えるサイロ群やバージ上のダクトから、製粉会社だと見当がつきました。今は亡き、小名木川の東京製粉(『5月14日の内部河川…3』ほか参照)を思い出します。

左手に出田町埠頭を眺めながら走っていると、岸壁上の倉庫に「バナナ1号上屋」なる文字を発見、走りながら一枚。いや、扱品目が書いてあるのは当然ながら、バナナとあると何か微笑ましいような感じがして、思わず惹かれたのでした。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年12月12日撮影)
(『12月12日の水路風景…1』につづく)

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