早起き近場散歩…3
(『早起き近場散歩…2』のつづき)

●「マリーンシャトル」と別れて直進、京浜大橋を仰ぎつつくぐりました。しかしこの角度から眺めると、実に胸のすく感じがします。
湾岸道路上下線の目の覚めるような赤と、高速湾岸線の青みがかったグレーというメリハリのきいた配色が、ごく緩い弧を描く桁下端のスマートさを際立たせ、奥に見える略同のスタイルを持つ湾岸分岐線の橋と合わせて、放射状に広がってゆくような錯覚すら感じさせ、どこか未来的に見えるんですよね。
●十字流を右へ折れて京浜運河へ。船影のない広々とした朝の水路風景を楽しみながら、滑るように気持ちよく北上。
例によって、行き逢い、また追い越してゆくモノレールの列車を、チラチラ横目で見つつの水路行です。ここも初めて訪れてから長いですが、星霜を経たなりの肌を見せる、昔のままの橋脚や線路にくらべて、電車の塗装はずいぶん変遷が激しいのですね。

●ここで嬉しかったのは、京浜運河畔随一の威容を誇る(!)大井競馬場前駅を、下り電車の発車シーンとともに撮ることができたこと。やはり駅となれば、電車がホームをすべり出る瞬間に出くわして、"生きた"場面をものしたいですよね。
圧倒されるような鉄骨組みのホームも、心なしか3割増しで輝いている気が。一瞬違えばこのシーンに出会えなかったわけで、実によいタイミングではありました。

●平らかな水面とモノレールのスピードに誘われて、ここでちょっとだけデッドフルに。前後左右、行逢船や沿岸の足場の有無を確認してから増速したのは、いうまでもなし。
さて結果は‥‥47.7km/h=25.8ktでした。微風で水面はほぼ静穏でしたから、喫水線下の海苔や貝類の付着が、少しですが進んできたとみてよいでしょう。
(令和3年11月14日撮影)
(『早起き近場散歩…4』につづく)

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●「マリーンシャトル」と別れて直進、京浜大橋を仰ぎつつくぐりました。しかしこの角度から眺めると、実に胸のすく感じがします。
湾岸道路上下線の目の覚めるような赤と、高速湾岸線の青みがかったグレーというメリハリのきいた配色が、ごく緩い弧を描く桁下端のスマートさを際立たせ、奥に見える略同のスタイルを持つ湾岸分岐線の橋と合わせて、放射状に広がってゆくような錯覚すら感じさせ、どこか未来的に見えるんですよね。

例によって、行き逢い、また追い越してゆくモノレールの列車を、チラチラ横目で見つつの水路行です。ここも初めて訪れてから長いですが、星霜を経たなりの肌を見せる、昔のままの橋脚や線路にくらべて、電車の塗装はずいぶん変遷が激しいのですね。

●ここで嬉しかったのは、京浜運河畔随一の威容を誇る(!)大井競馬場前駅を、下り電車の発車シーンとともに撮ることができたこと。やはり駅となれば、電車がホームをすべり出る瞬間に出くわして、"生きた"場面をものしたいですよね。
圧倒されるような鉄骨組みのホームも、心なしか3割増しで輝いている気が。一瞬違えばこのシーンに出会えなかったわけで、実によいタイミングではありました。


さて結果は‥‥47.7km/h=25.8ktでした。微風で水面はほぼ静穏でしたから、喫水線下の海苔や貝類の付着が、少しですが進んできたとみてよいでしょう。
(令和3年11月14日撮影)
(『早起き近場散歩…4』につづく)

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タグ : 京浜運河