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10月24日の内部河川…12

(『10月24日の内部河川…11』のつづき)

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「お世話様でした~」とお礼を言上しながら、閘室を出て微速前進。振り返ってみると左手、工事中らしくわさわさと落ち着かない様子。小緑地でもできるのかな?

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小名木川の西側、感潮区間も台船や曳船があちこちにもやい、護岸やテラスの工事が続いているのは横十間川同様。写真は閘門を出てすぐ、大横川との十字流東側にいたクレーン船「東庄丸81」の甲板上。

錆色の巨大なグラブがごろりと転がしてあるさま、何回か見かけましたが、やはり惹かれるものが。怖いもの見たさというか、鉄の爪が発散する禍々しさがまた魅力といったところでしょうか。

273058.jpg大富橋の西では、コンクリートスラブらしい板を並べた台船に目を奪われました。表面に鉄筋がトゲトゲと突き出ており、裏面には一方に「返し」の曲面が‥‥ははあ、これからテラスの護岸に貼るのですね。

テラスはさらに前進して、河道は狭まることになりますが、耐震性を強化したものになるとのことですから、より堅牢で安全性の高い散策路となることでしょう。


273059.jpg小名木川では、この秋初めての冬鳥の姿を見ることができ、嬉しくなりました。えーと、ヒドリガモかな? 間違っていたらごめんね。

10羽ほどの群れで、こちらを警戒しながらも飛び去ることなく、静かにたたずんでいる風情。クリッとした黒い目が可愛らしいですね。これからさまざまな水鳥たちが帰ってくると思うと、楽しみです。


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さて、新名木川水門をくぐって、隅田川に出るとしましょうか‥‥と、振り返ったら、あらら、閉鎖されていた左径間、堰柱が切断、撤去されているじゃないですか。

やはり左径間はこのまま廃止となり、右側2径間を活かした水門として再構成する気配が濃厚になってきました。いや、マイタゲートやセクターゲートとか、ゲート形式を変えて復活する可能性も‥‥(ブルブル頭を振って)ありませんね。
撮影地点のMapion地図

(令和3年10月24日撮影)

(『新旧の「汐路丸」とともに』につづく)

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