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10月24日の内部河川…2

(『10月24日の内部河川…1』のつづき)

273006.jpg久しぶりの閘門様通航なので、スナップをもう一枚。開放しつつある後扉室の扉体を。

海苔なのか藻なのか、茶色く着色した表面に点々と貝らしきものが付着していて、閘室に取り込まれた河水が汽水であることを実感させるシーンでもありますよね。扉体が上がると、たくさんの鵜や鷺たちが飛び立ちました。閘室から排水される水が、魚など餌を運んでくるのでしょうか。

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閘門の管理橋を除けば旧中川の第一橋、平成橋の桁の向こうに望む川面。遠目にも賑わいが聞こえてきそうなくらい、人影やカヤックなどの船影が見えますね。

すでに左手の河畔には、多くの釣り人さんが竿をかざし、緊急事態宣言明けの秋晴れを満喫しているよう。皆さん解放感にひたっていることでしょうね。

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273009.jpgまあ、ご覧下さいと人に勧めたくなるような賑わいぶり。少年少女のカヤックが水すましのように行き交う川面、高水敷には釣りやピクニックに散策と、たくさんの人たちが。

珍しかったのは、ラジコンヨットのミーティングでしょうか、可愛らしいブイがいくつか打たれた間を、スイスイと巧みにすり抜けるシーンが見られたこと。背後の河畔にもセールを広げた艇体がいくつかあって、順番に航走を楽しんでいるようでした。


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引き波を立てないよう、最微速でゆるゆる前進。中川船番所資料館前、水陸両用バス「スカイダック」の発着場であるスロープの正横に来ると、係の方が北側を指さし「スカイダックがこちらに向かってきます!」と注意してくれました。

応じてお礼を言上し前方を注視していたら、なるほどスカイダック登場。こちらも最微速で、ガイドさんのアナウンスが聞こえてきます。以前は泛水後、丁字流の付近を一周するだけでしたが、コースが延長されたのですね。

正横に来たとき、ガイドさんが「ご覧のように、閘門を通ってプレジャーボートが入ってくることもあります」とわが艇に言及。これはサービスせざるを得ません! 「こんにちは! 行ってらっしゃ~い!」と、手を振って元気よく挨拶すると、皆さんにこやかに手を振り返してくださいました。
撮影地点のMapion地図

(令和3年10月24日撮影)

(『10月24日の内部河川…3』につづく)

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タグ : 旧中川江東内部河川水位低下化河川荒川ロックゲート閘門