8月22日の水路風景…4
(『8月22日の水路風景…3』のつづき)
●第一航路を終端まで北上、晴海埠頭が見えてくると、そこには先月とほとんど変わらない「晴海の堅陣」が。
オリンピックの閉会式を見て、「ああ、これであの巡視船たちともお別れだな‥‥」などとたそがれていたのですから、うかつにもほどがあります。パラリンピックがあることを、すっかり忘れていたのでした。
●有明西運河に足を向けてみたら、こちらは変化がありました。測量船が一隻だけ、戻ってきていたのです。「海洋」ですね。
このバースが、元のとおり測量船が並ぶようになったら、五輪も終わったと実感するんだろうなあ、と思っていたので、その伝でゆけば少しだけ、日常に近づいたことになりますね。

●「海洋」の後ろに接岸していたのは、巡視船「みなべ」。南方熊楠が後半生を過ごしたことでも知られる、田辺海上保安部からの来航。油船でしょうか、「優光丸」という船を横付けして、監視取締艇「ありえす」とともに補給作業中でした。

●先ほど通り過ぎたPWCフリートを追ってゆくような形で、警備艇「すいせん」がプレーニングで航過。勇壮ないい後姿がものにできましたが、この噴流ですから引き波も結構なもので、護岸からの反射波とダブルパンチ。まあガブられました。

●有明西運河を出ると、第一航路から3隻の巡視艇が、単縦陣で入港してくるところに出くわしました。そのうちの一隻、「ひめざくら」をスナップ。何度も似たようなことをいって恐縮ですが、簡素な居住設備しか持たない小型艇が、遠路姫路より駆けつけてくれた‥‥というだけで、視線が熱を帯びてしまうのでした。
(令和3年8月22日撮影)
(『8月22日の水路風景…5』につづく)

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オリンピックの閉会式を見て、「ああ、これであの巡視船たちともお別れだな‥‥」などとたそがれていたのですから、うかつにもほどがあります。パラリンピックがあることを、すっかり忘れていたのでした。

このバースが、元のとおり測量船が並ぶようになったら、五輪も終わったと実感するんだろうなあ、と思っていたので、その伝でゆけば少しだけ、日常に近づいたことになりますね。

●「海洋」の後ろに接岸していたのは、巡視船「みなべ」。南方熊楠が後半生を過ごしたことでも知られる、田辺海上保安部からの来航。油船でしょうか、「優光丸」という船を横付けして、監視取締艇「ありえす」とともに補給作業中でした。

●先ほど通り過ぎたPWCフリートを追ってゆくような形で、警備艇「すいせん」がプレーニングで航過。勇壮ないい後姿がものにできましたが、この噴流ですから引き波も結構なもので、護岸からの反射波とダブルパンチ。まあガブられました。

●有明西運河を出ると、第一航路から3隻の巡視艇が、単縦陣で入港してくるところに出くわしました。そのうちの一隻、「ひめざくら」をスナップ。何度も似たようなことをいって恐縮ですが、簡素な居住設備しか持たない小型艇が、遠路姫路より駆けつけてくれた‥‥というだけで、視線が熱を帯びてしまうのでした。
(令和3年8月22日撮影)
(『8月22日の水路風景…5』につづく)

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