8月22日の水路風景…1

曙運河を南下していると、水門の向こうに黄色い清掃船が。辰巳埠頭に出たあたりで追いつきそうですね。

●運河を出たところで、もはやルーティンになった墨田川造船辰巳の観察日記。入渠船はなかったものの、この日は大きな変化がありました。浮きドックの向こう、2階建ての詰所がついたポンツン桟橋が姿を消していたのです。
これでは当分、入渠はないと見てよさそうですね。あと、前回気づいていたのですが、浮きドック端部の両舷に、縦長のフェンダーが5本づつ、円弧状に設けられていたのも触れておきましょう。

●ふたたび前進すると、清掃船に追いつきました。先月22日にも出会った「第一清海丸」です。
そうそう、操舵室後端に掲げられた青地に赤三角の旗、遊覧船を含めた業務船が掲げていますが、オリンピック・パラリンピック会期中の警備に関する旗ですよね? 警備の負担を減らすため、おそらく外郭団体などが交付した、一種の登録船を示すものだろうと解釈していますが、国際信号旗でもないし、絵柄の由来や正式名称が気になります。

●「第一清海丸」を追い越して、埠頭と旧貯木場の柵の間を西航していたら、監視取締艇が反航してきました。これも先月22日は曙運河・砂町運河の十字流で警備に当たっていた「れぷす」。盛大に船首波を盛り上げて、勇ましい航走シーン。

海保、警察の船艇が続航するさま、オリンピックが終わったとはいえ、引き続きパラリンピックの警戒が厳になされていることを、実感させる一幕ではありました。
(令和3年8月22日撮影)
(『8月22日の水路風景…2』につづく)

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