fc2ブログ

五輪警備下の東京水路!…7

(『五輪警備下の東京水路!…6』のつづき)

269031.jpg今回から7月23日の様子をご紹介します。この日も前日と同様、新砂水門から荒川に出て、砂町南運河経由で港内へ入りました。

南風で波立つ荒川河口を南下していると、水面を切り裂くようなプレーニングで、湾岸署の警備艇・視20「ゆりかもめ」と行逢。逆光の中、ダイナミックな航走姿を見せてくれました。

269032.jpg
砂町南運河に入ると、若洲ヨット訓練所の桟橋に、視21「すみれ」がもやっているのを発見。

警邏中に立ち寄っただけなのか、ここをベースの一つにしているのか‥‥。警視庁の船艇も、警備が長丁場になりちょっとした補給・整備のことまで考えると、水上派出所だけでは間に合わないのかも。公有のマリーナを活用して臨時の拠点に、というのもうなずけるなあ‥‥などと妄想。

269033.jpg昨日は張り付いている船艇が見られなかった、第三航路に面した中防東側ですが、この日は漂泊艇が一隻いました。

地元、東京海上保安部のCL34「ゆめかぜ」(23総t)です。水面の広大さを思うと、巡視艇一隻では心もとない気もしますが、航路帯とて大型船艇の巡回は頻繁にあるのでしょう。

269034.jpg
おっと、少し離れていますが、もう一隻巡視艇がいました。鉄鋼埠頭に寄せて、PC57「たかたき」(125総t)が。湾奥のご近所、千葉からの応援です。

269035.jpg
プレスセンターのあるビッグサイトとフェリー埠頭の間は、停留自粛エリア。さらにビッグサイト南西端、船着場のある一角は航行自粛と、警戒厳重です。昨日の晴海同様、一定の針路・速度で走りながら警備船艇をスナップ。

昨日も出会った巡視船「いよ」と「いしかり」が、接岸して補給を受けていました。同型船が肩を寄せ合っているさま、船橋が低いせいでしょうか、どこか可愛らしい感じを受けますね。2隻の船尾側には、巡視艇と監視取締艇も。巡視艇はPC42「みちなみ」(64総t)、瀬戸内の要衝、尾道からの来航艇です。

(令和3年7月23日撮影)

(『五輪警備下の東京水路!…8』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 砂町南運河東京港警備艇巡視艇巡視船