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6月13日のフネブネ…3

(『6月13日のフネブネ…2』のつづき)

267011.jpg浜離宮前水面、汐留川水門を入ってすぐ左の水上バス繋留場、Googleマップでは「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」と表示される船溜ですが、この日は3隻がもやっていました。

そのうち2隻、「海舟」と「ヒミコ」がなかよく舷を接して憩う姿をスナップ。真後ろから見ると扁平さが強調されて、河用客船らしさが際立つ好きな角度です。

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京浜運河は湾岸署前で、ズラリと並ぶ同型艇に目を引かれて一枚。4隻揃って寸毫の違いも見出せないさま、「マスプロ」という言葉が、脊髄反射で脳裏に思い浮かぶような光景ではあります。

警備艇も既製艇が増えてきましたが、仕様変更の少ないプレジャーの転用、しかも小型とあって用途は限られそう。舷側に表記される固有艇名もなく、「OP4」といったハルナンバーだけなのも、今までの警備艇と違った扱いを感じさせますね。オリンピックの警備などで、臨時に増備されたものなのでしょうか。

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天王洲運河東口の北側角、海洋大品川(旧水産大)のポンドには、漁業実習船、「青鷹丸」の姿が。

長船首楼タイプの舷側に並ぶ丸い舷窓、こじんまりとまとまった甲板上の諸設備や一層の船橋と、全体から醸し出される好ましい雰囲気は、いつ見てもホッとさせるものがあります。湾奥を航行しているところを、いずれ写真に収めたいものです。

267014.jpg芝浦西運河、ミナモ(東京ハーバーボートライセンススクール)の桟橋には、こんなカタマランが。船尾にコンソールやお手洗い、客席は船首側にまとめた理想的な観光船スタイル。鋭いバーチカルステムも素敵。

艇名は「侍」、電気推進とのこと。芝浦運河地帯の遊覧にはもってこいのタイプですね。


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おなじみですが、豊洲運河水上派出所と、その前にもやった警備艇「すいせん」が、ほぼ正横からカッコよく(?)撮れて気に入ったので掲げます。

テラスができてだいぶ雰囲気が変わりましたが、、「運河の交番」らしい魅力ある建物が、そのまま現役でいてくれるのは嬉しいもの。運河の六叉流に面した警備拠点として、これからも水路の安全に頑張っていただきたいものです。
撮影地点のMapion地図

(令和3年6月13日撮影)

(『新芝運河の工事』につづく)

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タグ : 汐留川京浜運河天王洲運河芝浦西運河東雲運河警備艇水上バス