fc2ブログ

5月15日のトリさん…1

(『整備成った旧源森川…4』のつづき)

266061.jpg季節柄、鴨類は姿を消しており、絶対数ではぐっと少なくなったものの、この日はトリさんたちの魅力的なシーンに恵まれました。何回かに分けて紹介しましょう。

暖かくなると目立ってくるのが、鷺類の姿。さっそく砂町運河の旧貯木場コンクリート柵で、悠然と歩を進めているアオサギに出会いました。もっとも不審船の通航とあって、こちらをにらんでややおかんむりです。

266062.jpg
豊洲運河、南口角付近にいた鵜さん。首をくねらせて、ボリボリと一心に羽づくろいをするさまが可愛らしいですね。水かきのついた平たい足で、テラスの手すりから滑り落ちやしないか、ちょっと心配になりました。

266063.jpg
同じく豊洲運河は朝凪橋、工事現場のフェンスに仁王立ちして陣取ったアオサギ君、グレーの羽毛も美しく凛々しい立ち姿。先日、5月4日もここに留まっていましたから、よほど穴場なのでしょう。

266064.jpg
日本橋川に入ったところで、頭上を十数羽ほどの群れがさあっ、という感じで低空を飛んできて、基礎護岸上にぱらぱらと散るようにして着陸。飛び方や歩くしぐさなどが、いつも見る鳥と違うのと、羽毛の柄がとてもきれいなので、「あまり見ない鳥だな、珍しいヤツかも?」と気になっていました。

その後教えていただいたところでは、「キョウジョシギ」というシギの仲間で、東南アジアなどから繁殖地の北極海に渡る途中、日本に立ち寄るのだそう。なるほど、短い期間しか見られない、レアな鳥なのですね。ちょこまかとよく動くため、残念ながらうまく撮れませんでした。

266065.jpgキョウジョシギたちと並んでくつろいでいた、こちらはおなじみカルガモさん。

この日の日中は大干潮時で、露出の時間が長いこともあって、基礎護岸上は鳥たちで大賑わい。ハトが最も多く、カモメ、カルガモがそれに次ぎ、ハクセキレイ、カラスの姿も見られました。


(令和3年5月15日撮影)

(『5月15日のトリさん…2』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 水辺の鳥たち砂町運河豊洲運河日本橋川