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5月15日のフネブネ…1

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緊急事態宣言下で仕事の方も控えねばならなくなり、ならばまめに出かけて艇の健康状態を維持しよう‥‥と、15日も近場をうろつくことができました。ありがたや。何しろ水路上で一人なので、感染対策としてはこれ以上のものはありません。

この日はフネブネとのよい出会いに恵まれたので、まずは船づくしとまいりましょう。

266002.jpg最初の2枚は砂町運河での行逢船。ジブを寝かせてやってきたクレーン船は、港興業(株)の「港50号」、操舵室をアップして船尾につく押船「十五東庄丸」の二隻。ブルーでまとめた塗装が素敵ですね。

右写真、続航してきたもう一隻は、都港湾局の監視船「こうえいⅡ」。大きな台船を目にした後なので、ずいぶん可愛らしく見えてしまいました。

266003.jpg砂町運河には清掃船の拠点の一つ、都建設局・潮見分室の船溜がありますが、漣橋をくぐるあたりで、珍しく出港シーンに出くわしました。

後進で離桟してくるそれは、ゴミ運搬船、押船「すみだ1号」と、プッシャーバージ「すみだ2号」のコンビですね。土曜日とあって業務船はみなさんお仕事中、働くフネブネの躍動するさまを見られるのは嬉しいものです。

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河道中央に出たところで、後進のまま右へ頭を振り、こちらへ向き直りました。回頭中の動作は、思ったより機敏な印象。プッシャーバージならではで、曳航タイプならこうはいかないでしょう。減速し近づきすぎないようにしながら、興味深く拝見。

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六叉流に至って、東雲運河に入ろうかしらと思っていたら、右手、豊洲運河からセメント船「第三十一芝浦丸」がぬっ、といった感じで登場。ゆるゆると面舵を取りつつ、微速で東雲運河へ。宇部興産に着けるのでしょうね。

ほぼ正横から見た船体は、喫水が沈んでいることもあり意外と長く見え、ふだんよりスマートな感じ。ちなみに本船の要目は、海運ナビ・芝浦海運(株)こちらに掲載されていますので、ご参考まで。平成30年進水の、まだ若手といってよい独行艀です。
撮影地点のMapion地図

(令和3年5月15日撮影)

(『5月15日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 砂町運河クレーン船清掃船独航艀