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5月4日のトリさんと‥‥

(『5月4日のフネブネ』のつづき)

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最後は落穂ひろい的にいくつか。

豊洲運河、朝凪橋の西詰では台船が出て工事中でしたが、現場のぐるりを囲むフェンスに、鷺さんがちょこんと乗っていました。通航量は結構なもので、引き波が絶えずフェンスも揺られているのですが、鷺氏は涼しい顔。獲物が得やすい穴場なのに違いありません。

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同じく豊洲運河、水上派出所のある角近くでは、鵜さんが得意げに翼を広げてポーズ。夏が近くなると、水鳥の数はぐっと少なくなるものの、代わりに鷺、鵜、鴨の姿が目立つようになりますね。季節の風物詩といってもいいでしょう。

265018.jpg辰巳埠頭に出た際、エンジンの健康維持のため、埠頭の全長を使って恒例のデッドフル航行。

50.3km/h、約27.2kt出ました。前回は同じ場所で48.8km/h、26.3ktでしたから、おおむね1ktの違い。喫水線周りをデッキブラシでこそげ、海苔を落とした甲斐があったというものです。

265019.jpgこちらもおなじみさん、顔のある浮きドック・立山6500-01君の近影。

何分この巨大さとあって、塗装の補修も大変な手間ですから、以前にくらべて少々くたびれてはきたものの、いい状態に保たれていますね。浮きドック船隊のそれこそ「顔」として、可愛がられているのでしょう。


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最後はやはりイグアナ先生で締めましょう。うららかな陽射しを浴びて、頼もしい威容を見せてくれました。

冒頭で触れたとおり、出ていた時間は実質1時間半ほどでしたが、短い間のお散歩でもこれだけ楽しめたのは、臨海部に広がる水路網と、彼らのような魅力的な構造物が水路のそこここに点在しているおかげ。東京水路がホームグランドであることのありがたさを、改めて感じたひとときでもありました。

(令和3年5月4日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 豊洲運河汐見運河東京港水辺の鳥たちイグアナクレーン