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5月4日のフネブネ

(『5月4日の中防水路・東側水門』のつづき)

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5月4日に出会ったフネブネのまとめを。
砂町運河を東航する曳船「春日丸」と台船「タツミ11号」。「春日丸」はこのあたりで何度も顔を合わせているおなじみさん。重々しい爆音を響かせて、悠揚迫らぬ姿で仕事をこなしていました。

265012.jpg中防から北上して有明西運河に入ると、橋脚の向こうを、東京港埠頭(株)の黄色い清掃船が同航しているのに気づきました。

何分、橋梁過密水路といっていい橋の「密」ぶりとて‥‥、この一群をくぐり終わってから、改めて一枚ものしましょう。


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船名は「第六清海丸」でした。あいかわらず鮮やかな船体色、汚れも見られず美しいもので、まめにお手入れされているようですね。

左舷に片寄せた操舵室が業務船然として、またチャームポイントでもありますが、居住性はどうでしょう。都の清掃船とくらべると、やはり少々窮屈な感じは否めません。

265014.jpg隅田川派川では「アーバンランチⅢ」と行逢。同じ日のうちに、清掃船、アーバンランチとカタマランに連続して出会えたのは珍しいかもしれません。

右奥には、豊洲運河から現われたPWCのフリートが、白波を蹴立てて向かってくるさまも写っています。穏やかでよい日和とくれば、水路散歩に繰り出す面々も増え、賑やかになりますね。

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木村造船所の前を通ると、建屋内の上架船は古豪らしいスタイルの曳船。あれ? 令和元年10月に、ここで上架されていて水線下の艶っぽさに見とれた曳船と、同じ船じゃないですか!

ファンネルの色や形状、甲板室の形からして、まず間違いありません。いや、あいかわらず魅力的ですね。今回は特にビルジキールと、その曲面の向こうに回り込んだあたりの様子に惹かれて、ほれぼれと見入ったものでした。

(令和3年5月4日撮影)

(次項につづく)

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タグ : 砂町運河有明西運河隅田川派川東雲北運河曳船台船清掃船