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5月4日の墨田川造船

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今回は時系列でなく、パート別にまいりましょう。

ゴールデンウィーク中は、ほとんどの日に数時間ながら出勤する用事があったので、その間を縫って2回ほどちょっと息抜き、といった感じで水に親しみました。うち1回、5月4日は午前中1時間半ほどながら、近場をサッとお散歩できて、よい気分転換になったものです。

265002.jpgここしばらく艤装の船艇がおらず、少々寂しい墨田川造船。それでも様子を見に行ってしまうのが、フネ好きの業の深いところ。まず辰巳埠頭の浮きドックをのぞいてみると‥‥。

誰 も い な い 。
いやまあ、よそ様のことをくさすつもりは毛頭なく、ただ船影のないのが寂しいと、それだけなんです‥‥。

265003.jpg本社前はいかがでしょう、と帰りに立ち寄ってみたんですが、こちらも船影なし。

‥‥いや、なかったんだけれど、台船の上に機材ではない何かがいて、ちょっと気になったのです。いつも台船にもやわれている、既製品らしいFRP作業艇が上架されているのかな?


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船首寄りに設けられた前傾タイプのコンソール、ナックルラインで塗り分けた船底色‥‥既製の艇と違いますね。舷側に「skyblue」「SUMIDAGAWA SHIPYARD」と書かれています。もしかして、墨田川造船自社製の作業艇でしょうか?

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前に回ってみると、直線でまとめたコンソールが実に格好よろしく、フラットをつくったバウは、ミヨシ付けの移乗時や、艤装船をちょっと推進するのにも使い勝手がよさそうで、船尾側を広く取った甲板とあわせ、見るからに機能的なフォルム。

シャフトが船底に見えていないところから、船外機艇でしょうか。本社前での諸作業だけでなく、辰巳との交通艇としても活躍するのかもしれません。実に魅力的で、さすが墨田川造船と感心することしきりでした。
撮影地点のMapion地図

(令和3年5月4日撮影)

(『5月4日の中防水路・東側水門』につづく)

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タグ : 東京港東雲北運河墨田川造船