お花見水路の道々で…8
(『お花見水路の道々で…7』のつづき)
●丁字流を右に折れ神田川に入ると、水面を彩る花びらの水玉模様ががぜん濃くなってきました。江戸川橋上流、江戸川公園の桜並木からの供給量が凄まじいですからね。
三崎町中継所、珍しくバージと曳船が見られず、がらんとしていました。不燃ごみの舶載輸送も廃止が相次ぎ、今や唯一の中継所だけに、えっ、もしかしたらここも廃止? と過敏になってしまいます。
●市兵衛河岸船着場の桟橋には、鴨さんが一羽でお座りして、おくつろぎ中でした。ああ、ツブれたトリさんて、本当に癒されますわい‥‥。
3月末となれば、キンクロやホシハジロといった冬鳥たちは、あらかた渡ってしまい姿を消し、水路上の人口ならぬ鳥口(?)は激減するわけです。これから楽しみなのは、母鳥が可愛いヒヨコを引き連れた「カルガモ艦隊」でしょうか。

●神田川畔の桜は多くありませんが、拾って愛でて歩くのもいいものです。写真は水道橋下流北岸、水道橋・お茶の水分水路疎通口の上にあった桜。周りの木々も、葉の色がみずみずしく鮮やかですね。

●河畔の桜は少なくとも、中上流からの供給量(何度か書いておきながら、これもヘンないい方ですが、他に思いつかず)を物語るように、花筏はなかなか見事なものがありました。
写真は昌平橋上流ですが、基礎護岸を彩るように帯状の花筏が! 凹部に滞留するならともかく、この形になったのはなぜでしょう。引き波で寄せられたとか、護岸寄りの流れが若干遅いためなど、理由があるのでしょうね。

●この護岸沿いの花筏、下るにつれて濃厚さが加速し、左衛門橋下流ではついに、小鳥なら上を歩いて渡れそうなレベルに!
基礎護岸の上も、残雪のように花びらが積もって、これまた春先ならではの川景色といったところ。ただこの花筏、繋留船に貼り付いてしまったら、掃除は大変だろうなあ‥‥と、舟持ちならではの妄想をしてしまいました。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年3月31日撮影)
(『お花見水路の道々で…9』につづく)

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三崎町中継所、珍しくバージと曳船が見られず、がらんとしていました。不燃ごみの舶載輸送も廃止が相次ぎ、今や唯一の中継所だけに、えっ、もしかしたらここも廃止? と過敏になってしまいます。

3月末となれば、キンクロやホシハジロといった冬鳥たちは、あらかた渡ってしまい姿を消し、水路上の人口ならぬ鳥口(?)は激減するわけです。これから楽しみなのは、母鳥が可愛いヒヨコを引き連れた「カルガモ艦隊」でしょうか。

●神田川畔の桜は多くありませんが、拾って愛でて歩くのもいいものです。写真は水道橋下流北岸、水道橋・お茶の水分水路疎通口の上にあった桜。周りの木々も、葉の色がみずみずしく鮮やかですね。

●河畔の桜は少なくとも、中上流からの供給量(何度か書いておきながら、これもヘンないい方ですが、他に思いつかず)を物語るように、花筏はなかなか見事なものがありました。
写真は昌平橋上流ですが、基礎護岸を彩るように帯状の花筏が! 凹部に滞留するならともかく、この形になったのはなぜでしょう。引き波で寄せられたとか、護岸寄りの流れが若干遅いためなど、理由があるのでしょうね。

●この護岸沿いの花筏、下るにつれて濃厚さが加速し、左衛門橋下流ではついに、小鳥なら上を歩いて渡れそうなレベルに!
基礎護岸の上も、残雪のように花びらが積もって、これまた春先ならではの川景色といったところ。ただこの花筏、繋留船に貼り付いてしまったら、掃除は大変だろうなあ‥‥と、舟持ちならではの妄想をしてしまいました。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年3月31日撮影)
(『お花見水路の道々で…9』につづく)

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