fc2ブログ

2月7日の新呑川…3

(『2月7日の新呑川…2』のつづき)

261051.jpg撤去された呑川新橋のつづき、反対側、南詰橋台も一枚。こちらはまだ落橋防止の金具が取り外されておらず、足場が組まれているなどの違いがありました。

産業道路の拡幅にともなう工事と聞いていますので、新しい橋はぐっと幅を増したものになるでしょうし、周辺の風景も大きく変化することでしょう。


261052.jpg

261053.jpg赤い高欄の八幡橋を望んで。このあたり、護岸の補強は未施工で、工区とおぼしきステッカーが点々と貼られている状態。新設のポンツン桟橋が目立ちますが、まだ旧来の自製桟橋も残っています。

八幡橋北詰にもネコさんが‥‥。こちらは丸くなって目を細め、のんびりと日向ぼっこ。ニャンコも川景色の一部である新呑川畔、いいですねえ。


261054.jpg
工事に使ったものか、折りたたまれたブイのフェンスには、オオバン君が一人でたたずんでいました。こうして水面上に出ていると、プリッとした可愛らしい姿とはうらはらの、ちょっとグロテスク(失礼)な足に目を奪われますよね。

鴨類の水かきとは違った独特の形に、同じ水鳥とはいえ出自の違いを感じさせ興味深いですね。何より、こんなに多彩な水鳥たちを都内の川や運河で普通に目にできる日が来るなんて、子供のころは思いもしませんでした。

261055.jpg
さらに遡上し、北糀谷橋の前後、早い時期に補強護岸が施工されていた区間を眺めて。前回、平成26年8月17日との違いは、ポンツン桟橋が設けられていたこと。写真奥、宝来橋付近から河道が南にゆるく屈曲しますが、ご覧のとおり橋から下流へ、まだ新しい桟橋が延びていました。

そうそう、先ほどから気になっていたのは、どの桟橋もまだ船影が戻っておらず、かつての「船いきれ」に満ち満ちた新呑川の雰囲気からはほど遠いこと。施工間もないせいなのか、それともいったん退去させられたフネブネのオーナーさんたちは、これをしおに繋留地をよそへ移転されたのか‥‥。
撮影地点のMapion地図

(令和3年2月7日撮影)

(『2月7日の新呑川…4』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 新呑川水辺の鳥たち