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11月15日の水門…2

(『11月15日の水門…1』のつづき)

258006.jpg遡上しながらの気楽なスナップで、しかも引き続きおなじみばかりで恐縮です。正横に中川水門が来たところで一枚。

ちょうど白く波が立っているところをとらえることができ、水位差による流速と緊張感が、遠目にも感じられる写真になりました。


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その少し上流、背割堤越しに頭をのぞかせた上平井水門も。

6月7日に訪ねたときは、手前の第3、第4径間が竣工済みで、第2径間はまだ桁が載ったばかり、第1径間は旧扉体が残されていましたが、見たところ第2径間は竣工も間近、第1径間も旧設備が取り外され、堰柱の補強工事に入ったようです。

258008.jpg2月9日にはすっぽり養生されていた隅田水門、工事は終わったようですね。

直前に橋のある水門といえば、真っ先に隅田水門が思い出されたものですが、今や大島川水門、月島川水門と後続が登場する時代に。テラスの架橋が進めば今後も増えそうですから、この手のはしりとして記憶される存在になるかもしれません。


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でまあ、橋があるので正面から全貌を拝むことができないため、くぐる直前に仰いでスナップするという、少々アレなことを通るたびに繰り返しているんですが、工事後の変化は‥‥。

‥‥えーと、大きく変わったところはありませんが、クリーム色の壁面が再塗装され、きれいになったのと、堰柱の手前と基部の天端が、補強されたのかコンクリート生地のような色になったことでしょうか。一昨年12月の写真と、くらべてみてください。

258010.jpg
この日は流速はさほどではありませんでしたが、見通しの悪さでは都内随一の水門とあって、長声必須で、行逢艇に注意しながらの進入であることは変わりなく。

下流側の表情を記録しておきたくて、何度かこうして一瞬振り返りながら頑張ってみたものの、鉄道橋や人道橋があるのに加え、流速や屈曲というハードルもあって、これくらい離れてようやく巻上機室が頭をのぞかせる程度。‥‥しかし、標識は橋の桁側面に掲げた方がいいような気がするのですが、いかがでしょうか‥‥。

(令和2年11月15日撮影)

(『11月15日の水門…3』につづく)

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タグ : 中川水門上平井水門隅田水門荒川旧綾瀬川