雨の大河津にて…5
(『雨の大河津にて…4』のつづき)
●洗堰の東岸、下流側に出てみました。水音はますます激しく、こちらから見ると堰柱の頂部まで石張りが及んでいることも手伝い、西洋の古城のおもむき。
閘門は写真の左端ですが、堰の径間から吐き出される落差の波立ちと流速は結構なもので、船の通航時は針路の保持に苦労しそうではありますね。

●閘門径間をアップで。逆流防止用扉体の戸袋を設けた分、奥行きがあるため後扉室のマイタゲートは拝めませんでしたが、赤を現示する信号と監視カメラが、航路であることを感じさせてくれます。

●堤防を駆け上がり、前扉室を訪ねるべく先ほど目にしたもう一つの管理橋へ。橋詰には写真のような案内板があり、分水公園のレイアウトが一目瞭然です。
天候が安定していれば、時間をかけて全体をじっくり見て回れたのですが‥‥。今回は、閘門を愛でられるだけの時間、雨が上がっていたことだけでも、幸いとしなければなりますまい。

●前扉室上から下流側を眺めたところ。60mの閘室長を改めて実感。
右写真、前扉室の扉体は、後扉室のそれよりだいぶ低く造られていますね。また扉体上に歩み板を設けてあるのも大きな違いです。こちらは管理橋がないので、点検通路の確保を考えたのでしょう。
左に見える信号灯器の裏面には、「株式会社京三製作所」の銘板がありました。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年10月24日撮影)
(『雨の大河津にて…6』につづく)

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閘門は写真の左端ですが、堰の径間から吐き出される落差の波立ちと流速は結構なもので、船の通航時は針路の保持に苦労しそうではありますね。

●閘門径間をアップで。逆流防止用扉体の戸袋を設けた分、奥行きがあるため後扉室のマイタゲートは拝めませんでしたが、赤を現示する信号と監視カメラが、航路であることを感じさせてくれます。

●堤防を駆け上がり、前扉室を訪ねるべく先ほど目にしたもう一つの管理橋へ。橋詰には写真のような案内板があり、分水公園のレイアウトが一目瞭然です。
天候が安定していれば、時間をかけて全体をじっくり見て回れたのですが‥‥。今回は、閘門を愛でられるだけの時間、雨が上がっていたことだけでも、幸いとしなければなりますまい。


右写真、前扉室の扉体は、後扉室のそれよりだいぶ低く造られていますね。また扉体上に歩み板を設けてあるのも大きな違いです。こちらは管理橋がないので、点検通路の確保を考えたのでしょう。
左に見える信号灯器の裏面には、「株式会社京三製作所」の銘板がありました。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年10月24日撮影)
(『雨の大河津にて…6』につづく)

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