曇り空のフネブネめぐり…8
(『曇り空のフネブネめぐり…7』のつづき)
●隅田川派川から、本流との分流点に入ったところで、海保の複合艇に行逢。運河でなく、曲がりなりにも河川で出会うのは珍しいですね。ハルナンバーが舷側に見えたので、巡視船艇の装載艇なのがわかります。
こちらはそのまま本流の遡上に入ったので、距離は相当あったのですが、乗り組みさんはこちらを指さして、双眼鏡でじっと監視しており‥‥。むう、7月12日のときもそうでしたが、よほど怪しい艇だと思われているのでしょうか。
●汐浜運河の業務船溜では、嬉しい出会いが。「宍倉建設二号」! 大横川・大横川南支川の丁字流にもやっていた、やたら低シルエットのあの業務船!
丁字流から桟橋とともに姿を消して、5年ぶりの再会。前部の甲板室が撤去されて発電機が載せられるなど、外観が変わったうえ乾舷が高くなったので、船名が目に入るまでわかりませんでした。かつての魅力は失せてしまいましたが、元気でいるのは何よりですね。

●同じく汐浜運河、台船にもやった小さな作業船、「第三里美」の姿に惹かれて一枚。エンジンケーシングの天板に回した手すり、後端に立てたパイプ組みのフロントグラスが、無骨かつ堅牢そうでいい感じ。クリートやアイが足りないのか、もやいをシートに取っているのがご愛敬ですね。

●墨田川造船を訪ねると、8月15日に建屋の中で建造中だった2隻のうち、一隻がすでに進水していて艤装に入っていました。CL189、巡視艇「ぶんごうめ」‥‥変わった名前ですね、「豊後梅」でしょうか?
船尾近くの舷側には、黒いゴムのフェンダーが取り付けられていて、警備救難だけでなく灯台見回りなど、船尾を接舷する必要のある業務にも供されるのかしらと想像。

●いま一隻はまだ建屋の中でしたが、船体が完成し甲板室もおおむね組みあがって、形を成してきたことがうかがえる状態に。次に訪ねるときは、もう進水していることでしょうね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年9月21日撮影)
(『9月21日の水路風景…1』につづく)

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こちらはそのまま本流の遡上に入ったので、距離は相当あったのですが、乗り組みさんはこちらを指さして、双眼鏡でじっと監視しており‥‥。むう、7月12日のときもそうでしたが、よほど怪しい艇だと思われているのでしょうか。

丁字流から桟橋とともに姿を消して、5年ぶりの再会。前部の甲板室が撤去されて発電機が載せられるなど、外観が変わったうえ乾舷が高くなったので、船名が目に入るまでわかりませんでした。かつての魅力は失せてしまいましたが、元気でいるのは何よりですね。

●同じく汐浜運河、台船にもやった小さな作業船、「第三里美」の姿に惹かれて一枚。エンジンケーシングの天板に回した手すり、後端に立てたパイプ組みのフロントグラスが、無骨かつ堅牢そうでいい感じ。クリートやアイが足りないのか、もやいをシートに取っているのがご愛敬ですね。

●墨田川造船を訪ねると、8月15日に建屋の中で建造中だった2隻のうち、一隻がすでに進水していて艤装に入っていました。CL189、巡視艇「ぶんごうめ」‥‥変わった名前ですね、「豊後梅」でしょうか?
船尾近くの舷側には、黒いゴムのフェンダーが取り付けられていて、警備救難だけでなく灯台見回りなど、船尾を接舷する必要のある業務にも供されるのかしらと想像。

●いま一隻はまだ建屋の中でしたが、船体が完成し甲板室もおおむね組みあがって、形を成してきたことがうかがえる状態に。次に訪ねるときは、もう進水していることでしょうね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年9月21日撮影)
(『9月21日の水路風景…1』につづく)

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