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水郷・仲江間航路が期間限定復活!

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旧ブログから読んでくださっている方はご存知のとおり、私、千葉・茨城県境の下利根一帯に広がる水郷が大好きで、しつこく何度も訪れている「水郷バカ」でもあります。

その名のとおり、広大な沖積低地に縦横に水路が走り、そこを観光のサッパ舟が行きかう、水辺そのものが土地柄のようなところに惹かれたのですが、今ひとつ大きな魅力は、この地域にたくさんの閘門が、集中して設けられていることでしょう。

しかも、まるで模型のように小さな、小舟専用の閘門がいくつもあるとくれば、閘門バカであり、小さいもの好きとしても吸い寄せられざるをえません。訪ねるたびにサッパに乗って、閘門通過を楽しんだり、陸路閘門を見に行ったりして、閘門王国の面白さを堪能してきました。

nakaenma002.jpg何度目かの訪問で気になりだしたのが、写真の仲江間閘門(正式名称は『仲江間二重水門』らしいです)。
その小ささや、住宅密集地に囲まれてひっそりと存在する、閘門らしからぬたたずまいにまず惹かれました。(Mapion地図

また、通航船からの操作で自動運転できる「セルフ閘門」の多い中、数少ない管理人による機側操作であり、またゲートもスピンドル(ネジ棒)で上下させるスライドゲートであるなど、他では見られない旧式な構造の閘門であることも興味をそそられ、昨年1月3日に陸路訪ねた後、5月6日にはサッパの船頭さんにお願いして、仲江間を南下し、通航こそできなかったものの、閘室に入ってもらったりもしました。

まあ、とにかく閘門フリークとして見ると、ルックス的にも構造的にも、大変珍しい閘門であるわけです。ハイ。

nakaenma003.jpgええと…このあたり、旧ブログには詳しく書いたのですが、まだ『水路をゆく 過去ログ』にはアップできていないので、説明が長くなって申しわけない。あともう少し。

この仲江間(なかえんま)という水路、かつては佐原から十二橋を経て潮来に至る、舟による水郷観光のメインラインとして栄えていたのですが、現在では通航船も少なく、ために閘門も「近代化改装」されずに、半ば忘れられたような存在になっているわけです。

いにしえの栄華を偲びながら、この魅力てんこ盛りの仲江間閘門を、サッパでいつか通ってみたいものだ…、と思い続けて早1年。
そんな欲望を見透かすように、佐原観光協会が、閘門バカうってつけのコースを設定してくれたのです! (ああ、ようやく本題に入れる…)

ぐるっと水郷舟遊び水郷佐原観光協会

まさに、かつての水郷観光航路の復活じゃないですか! これで仲江間閘門を存分に味わうことができる!
PDFには「7月16日まで」とあったので、ちょっと都合がつかないかな…と、一瞬ガッカリしたのですが、サイトのお知らせをよく読むと、「好評に付き7月16日以降も受付致します」とありました。さっそく観光協会に電話して確かめてみると、好評なので1ヶ月延長するとのこと。
これは是が非でも行かなければ! 

19_4_30onogawa.jpgちなみに出発点はここ、写真の佐原桟橋(Mapion地図)。
小野川河口のタヌキ島前にあり、隣接した河川敷には駐車場、堤防の上にはお手洗いも完備しています。

…で、実はもう行って来ました(笑)。
いやもう、泣けてくるほど楽しかったですわ。後日、詳しくご報告したいと思います!


(写真は上から、20年5月6日、1月3日、19年4月30日撮影)


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タグ : 仲江間仲江間閘門閘門

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