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有明南運河は健在なり

(『曇り空のフネブネめぐり…6』のつづき)

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大仰なタイトルをつけましたが、単に塞がれたと思っていた水面が意外と自由なのに気づいただけで、何をしたというわけではありません、ハイ。

‥‥というわけで、東岸から運河上をターミナルへ伸びる道も、新しい橋には違いなし。ここは水路徘徊者として、くぐり初めとまいりましょう。

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255033.jpgくぐりながら、桁裏を見上げて。コンクリートスラブや橋脚の生地もまだ白くきれいで、清々しさが頭上から降ってくる感じ。落橋防止のための仕掛けは、桁の中に仕込んであるのでしょうか、外観はすっきりしていますね。

右はくぐってから振り返ったところ。「宗谷」が橋の向こうに見える風景、かつてを知る身からすると、何か不思議な気がします。

255034.jpg西側に目を向ければ、橋がターミナルの北端に合わせて身をくねらせてゆくさまが望めました。

かつて官庁船のもやっていたバースのあったここも、ご覧のとおりすっきりしましたね。ターミナル桟橋の北端とのすき間は十分ありそうですが、通航の可否は今回確認しませんでした。


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かつての「宗谷」定繋地だったここ‥‥こんなに間近から、船の科学館を見上げられる日が来るなんて。テラスを散策する人もちらほら見られ、手を振る子供たちに応えながら、静かに息づいていた有明南運河を堪能。

水面が埋め立てられたわけでなし、かえって見どころ(?)が増えて、面白みが増したような有明南運河。一巡して、その“健在”ぶりを確認したというお粗末でした。
撮影地点のMapion地図

(令和2年9月21日撮影)

(『曇り空のフネブネめぐり…7』につづく)

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タグ : 有明南運河橋の裏側