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6月7日の大横川北端部…3

(『6月7日の大横川北端部…2』のつづき)

252101.jpg行く手を塞ぐ台船に近づいてよく見ると、右の台船が親玉(?)でスタッドもついて大きく、左に資材を積んだ小さい台船が横抱きにもやっていて、手前には曳船も一隻見えました。

普通なら、この小さい台船が縦にもやわれて、航路を確保してあるものだがなあ‥‥と内心ぼやきながら、あきらめきれずさらに近づいて、左のすき間を検分してみると‥‥。

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いやもう無理。絶対に完璧に無理。

北十間川のこのときみたいに、一見無理そうでも実は通れた、という風な淡い期待を抱いていたのですが、まあ完膚なきまで瞬時に打ち砕かれましたわい。

252103.jpgカラフルな安全標語の横断幕を、恨めしげに眺めながら転回、撤退です。

まあしかし、仮に小名木川から入ろうとしたら、この状態ですぐあきらめたでしょうから、竪川から入ったのはある意味ラッキーだったかも、と考えることにしました。何より、南辻橋が撤去されたことも知らずに過ごしただろうからです。

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というわけで、元来た道を引き続きそろそろ歩きで戻ったんですが、竪川の積み残しを2つ。三之橋南詰近く、かつて下水道局のポンプ所があった(過去ログ『竪川…1』参照)場所、舟入を想わせる凹部。

ご覧のとおりポンプ所の建物は撤去され、更地になって向こうが見通せます。ストリートビューで道路側から見たところ、「ポンプ所施設の再構築工事を行っています」という看板が見られたので、再建の予定があるのかもしれません。

252105.jpg
その並びにあった、何ていうんでしょう、杭で囲んだ中に石を積んで、荒い法面をあつらえた一角。2か所ありました。水鳥や水生動物のためでしょうか。

これが日本橋川なら、この季節だと亀たちが競って上陸し、重なり合うように甲羅干しをし、カルガモがお昼寝をしていたりするでしょう。残念ながら竪川にはいずれもいないようで、“入居者”の姿はありませんでした。
撮影地点のMapion地図

(令和2年6月7日撮影)

(『水上バスとテラスの人道橋と…』につづく)

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タグ : 大横川竪川江東内部河川高架下水路台船