6月7日の隅田川…5
(『6月7日の隅田川…4』のつづき)

●小台橋をくぐりながらの一枚。右のバルコニーにいたオジサマにムービーをじい~っと向けられ、ばっちり動画を取られました。ピースでもしてあげればよかったかなあ。
くぐった直後、日暮里・舎人ライナーの電車が前方の橋上を走ってゆくのに気付き、ズームで追いかけて何とかものしたのが右の写真。こちらはめったに訪れないので、ささいなことでも嬉しく思えます。

●気になる沿岸の揚塔設備、二題をスナップ。赤いマルハの紋が目立つ油槽が並ぶこちらは、橋本産業株式会社の首都営業所・荒川油槽所だそう。油槽群の中身は同社サイトによると、460kl2基がそれぞれ白灯油と軽油用、460klと230kl各1がA重油用とのこと。
何分訪ねた頻度が低いので、荷役をしている姿を見たことはないのですが、下流でここ発のタンカーには出くわしているんでしょうなあ。情報が限られた世界ですから、気がついたら艀扱いを止めていた、なんてことは過去に何度もあったので、現役であることを願うばかり。
●橋本産業のすぐ下流側、旧尾竹橋清掃作業所の遺構‥‥といっていいですね。平成21(2009)年3月に廃止されたそうですが、まだ建屋は撤去されず、そのままになっています。
先ほどの堀船はもとより、東品川、芝浦と、いくつもの船舶中継所の廃止を見送った形になりましたが、これは不燃ゴミの資源化により、中央防波堤外側埋立地に舶載する扱い量が、激減したことによる統廃合なのだそうです。う~ん、唯一残った神田川の三崎町中継所も、いずれ廃止されるのでしょうか?

●テラスや緑の法面が通るたびに延伸され、変わってゆく沿岸風景を眺めながら下航。京成本線隅田川橋梁をくぐりました。
錆色をまとった橋脚は補強なしの原形のまま。仰ぐトラスも、昭和初期の竣工らしい重厚さが伝わってきて、よいものです。ちょっとだけ計画高水位を割り込んでいるせいか、下端の桁側面にはゼブラ塗装が施されていますね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年6月7日撮影)
(『6月7日の隅田川…6』につづく)

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くぐった直後、日暮里・舎人ライナーの電車が前方の橋上を走ってゆくのに気付き、ズームで追いかけて何とかものしたのが右の写真。こちらはめったに訪れないので、ささいなことでも嬉しく思えます。

●気になる沿岸の揚塔設備、二題をスナップ。赤いマルハの紋が目立つ油槽が並ぶこちらは、橋本産業株式会社の首都営業所・荒川油槽所だそう。油槽群の中身は同社サイトによると、460kl2基がそれぞれ白灯油と軽油用、460klと230kl各1がA重油用とのこと。
何分訪ねた頻度が低いので、荷役をしている姿を見たことはないのですが、下流でここ発のタンカーには出くわしているんでしょうなあ。情報が限られた世界ですから、気がついたら艀扱いを止めていた、なんてことは過去に何度もあったので、現役であることを願うばかり。

先ほどの堀船はもとより、東品川、芝浦と、いくつもの船舶中継所の廃止を見送った形になりましたが、これは不燃ゴミの資源化により、中央防波堤外側埋立地に舶載する扱い量が、激減したことによる統廃合なのだそうです。う~ん、唯一残った神田川の三崎町中継所も、いずれ廃止されるのでしょうか?

●テラスや緑の法面が通るたびに延伸され、変わってゆく沿岸風景を眺めながら下航。京成本線隅田川橋梁をくぐりました。
錆色をまとった橋脚は補強なしの原形のまま。仰ぐトラスも、昭和初期の竣工らしい重厚さが伝わってきて、よいものです。ちょっとだけ計画高水位を割り込んでいるせいか、下端の桁側面にはゼブラ塗装が施されていますね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年6月7日撮影)
(『6月7日の隅田川…6』につづく)

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タグ : 隅田川