3月15日の朝潮運河
(『3月15日の常磐橋』のつづき)

●日本橋川を出た後は、月島周辺の水路を散歩して回ろうと、まず朝潮運河に入ってみることにしました。佃水門はお変わりなく、堂々たる面持ち。径間の向こう、「あさしおおおはし」の「おおお」にいつも目がいってしまう‥‥。

●朝潮大橋~朝潮橋間の南東岸、首都大東京に沿って伸びる曳船の船溜‥‥。黎明橋の筏屋さんが亡き後は、この運河で唯一の船溜となってしまいました。
再開発で両岸周りはきれいになったとはいえ、寂しいことではありますが、クレーンつき倉庫も全滅した今、この船溜があることでかろうじて「運河」の名実が保たれているような気がして、熱い視線を送ってしまうのです。
●朝潮運河でもう一つのお気に入り、電路橋だか水管橋だかの可愛らしいトラス。こちらもお変わりなく。
断面の小さいわりに頑丈そうな外観で、それこそ模型列車でも走らせたら、しっくり来そうな風情なのに惹かれています。落橋防止のチェーンも後付けされて安心。上でツブれているカモメさんには、格好の休憩場所のようですね。

●丁字流を右折して、月島川へ。朝潮運河の繋留船が、一部を除いてほぼ一掃された後も、一本入れば“船いきれ”濃厚になってくるあたり、何やら不思議な感じがします。
月島付近で最も歴史のある水路であり、護岸も昔のまま手が入っておらず、沿岸に戸建てが多いなど地先感が薄いのも魅力の一つですよね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年3月15日撮影)
(『3月15日の月島川』につづく)

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●日本橋川を出た後は、月島周辺の水路を散歩して回ろうと、まず朝潮運河に入ってみることにしました。佃水門はお変わりなく、堂々たる面持ち。径間の向こう、「あさしおおおはし」の「おおお」にいつも目がいってしまう‥‥。

●朝潮大橋~朝潮橋間の南東岸、首都大東京に沿って伸びる曳船の船溜‥‥。黎明橋の筏屋さんが亡き後は、この運河で唯一の船溜となってしまいました。
再開発で両岸周りはきれいになったとはいえ、寂しいことではありますが、クレーンつき倉庫も全滅した今、この船溜があることでかろうじて「運河」の名実が保たれているような気がして、熱い視線を送ってしまうのです。

断面の小さいわりに頑丈そうな外観で、それこそ模型列車でも走らせたら、しっくり来そうな風情なのに惹かれています。落橋防止のチェーンも後付けされて安心。上でツブれているカモメさんには、格好の休憩場所のようですね。


月島付近で最も歴史のある水路であり、護岸も昔のまま手が入っておらず、沿岸に戸建てが多いなど地先感が薄いのも魅力の一つですよね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年3月15日撮影)
(『3月15日の月島川』につづく)

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