3月15日の常磐橋
(『亀島川水門のクレーンが!』のつづき)
●先月9日に見たばかりなのに、ここは石橋好きとして大詰めの様子を見届けたく、常磐橋を訪れました。
前回と異なり、通航径間は左。写真左端、台船に「潜水作業中」の赤い幟が立っていたので、スロットルを一杯までしぼり、作業員の方に声をかけながら、慎重に通ります。

●前回とくらべると、右径間の支保工はもとより、それを支えていた鋼管杭や梁も、すべて撤去されたことが大きな変化。これで二つのアーチとも、もとどおり自らの構造のみで荷重を支えたことになります。下流側の高欄も、だいぶ揃ってきましたね。
●興味深かったのは、くぐりながら輪石を見上げたとき。継ぎ目にテープで養生した痕が、ところどころ残っていたこと。
たまたまラジオで聞いて知ったのですが、常磐橋の目地には和紙のパルプと何かを混ぜ合わせた、新しい素材が使われているとのことでした。それが固化するまでテープで養生していた、ということでしょうか。

●上流側にあった鋼材組みの足場も撤去され、高欄も揃ってきてと、こちらも変化が。支保工や足場を支えていたアーチ下の杭や梁、不要になった部分から、思い切りよくガス切断してしまうのですね。
注目したのは橋詰、橋台地のあたり。水面近くに降りて橋や川面を愛でられるような、小さいながらテラス風の造りにしたようですね。そうであるなら、これは憎い心配りといってよいでしょう!

●同じく上流側から。対岸、常磐橋公園側の橋台地は、まだ工事たけなわのようで、鋼矢板の囲いや足場も外されておらず、高欄もまだここまで伸びていないようです。
3月中‥‥つまり明後日の竣工を目指していると聞きましたが、何分コロナ禍の折柄、大々的に竣工式典など催すのもはばかられそうで、この点少々気の毒ではありますね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年3月15日撮影)
(『3月15日の朝潮運河』につづく)

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前回と異なり、通航径間は左。写真左端、台船に「潜水作業中」の赤い幟が立っていたので、スロットルを一杯までしぼり、作業員の方に声をかけながら、慎重に通ります。

●前回とくらべると、右径間の支保工はもとより、それを支えていた鋼管杭や梁も、すべて撤去されたことが大きな変化。これで二つのアーチとも、もとどおり自らの構造のみで荷重を支えたことになります。下流側の高欄も、だいぶ揃ってきましたね。

たまたまラジオで聞いて知ったのですが、常磐橋の目地には和紙のパルプと何かを混ぜ合わせた、新しい素材が使われているとのことでした。それが固化するまでテープで養生していた、ということでしょうか。

●上流側にあった鋼材組みの足場も撤去され、高欄も揃ってきてと、こちらも変化が。支保工や足場を支えていたアーチ下の杭や梁、不要になった部分から、思い切りよくガス切断してしまうのですね。
注目したのは橋詰、橋台地のあたり。水面近くに降りて橋や川面を愛でられるような、小さいながらテラス風の造りにしたようですね。そうであるなら、これは憎い心配りといってよいでしょう!

●同じく上流側から。対岸、常磐橋公園側の橋台地は、まだ工事たけなわのようで、鋼矢板の囲いや足場も外されておらず、高欄もまだここまで伸びていないようです。
3月中‥‥つまり明後日の竣工を目指していると聞きましたが、何分コロナ禍の折柄、大々的に竣工式典など催すのもはばかられそうで、この点少々気の毒ではありますね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年3月15日撮影)
(『3月15日の朝潮運河』につづく)

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