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2月9日の川景色…8

(『2月9日の川景色…7』のつづき)

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246037.jpg塩原橋から東は橋脚中段の梁もなくなり、すっきりした風情に。左手のポンツン桟橋は、橋脚の迫る部分も連続していて、結構な長さですね。

千歳橋の手前で、両側面に赤く塗られた突出部が目についたので、高架を仰いでみました。左手、道路ファン諸氏のいう「イカの耳」、未成分岐の痕跡ですね。高架下の2段目を走ってきた未成線は、ここで合流するはずだったのかしら。

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246039.jpg千歳橋をくぐり、徐々に高度を下げてゆく高架に合わせ、天地を縮める橋脚群‥‥。パースが強調されて、遠近の感覚が狂わされそうな光景に加えて、建物のすき間から水面に差す陽光が縞模様をなし、何か白昼夢のような、幻想的な感じが。

行きかう船影も、水鳥の姿もない動きに乏しい川景色ということもあって、なおさらそう思えたのかもしれません。もし、大横川以東の竪川が埋め立てられず、閘門を介して旧中川まで今なお続いていたとしたら、5km近い連続した、しかも直線の高架下水路が実現していたわけで‥‥と、せんのない妄想が。

話が脱線しました、千歳橋~二の橋間の水深は右のとおり。2.5m前後で、ゆるい凹凸があるくらいでした。

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二の橋手前で転回し、竪川を出ることにしました。静謐な直線河道と、高架橋脚の織りなすハーモニー、一部区間だけでしたが、大いに楽しめました。

写真は千歳橋をくぐりながら、西側をのぞいたところ。そういえば、珍しく水鳥の姿が全く見られなかったような‥‥。エサになる魚が少ないとか、何か理由がありそうですね。

(令和2年2月9日撮影)

(『2月9日の川景色…9』につづく)

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タグ : 竪川江東内部河川高架下水路