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東尋坊に遊ぶ…2

(『東尋坊に遊ぶ…1』のつづき)

243056.jpg「遊覧船のりば」の看板に従って、他のお客さんと一緒にぞろぞろと小径をたどって降りてゆくにつれ、今まで見えなかった眼下がひらけ、東尋坊らしいごつごつした岩肌が望めるようになってきました。

ウェブ上でもおなじみのビューポイントでしょうから、皆さんよくご存じと思いますが、出発前の私は閘門で頭がいっぱいだったため、初見とあって新鮮な驚きがありました。

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おおお‥‥!

断崖をはつって作った小径が一筋、頼りなく伸びるさまもさることながら、恐ろしげな岩礁が牙をむく深く、狭隘な湾入に船着場があったなんて! 舵を少しでも誤って一撃喰らえば、ひとたまりもないような遊覧船が、実に巧みに接岸してくるんですよ。こんな凄い光景が目にできるとは、まったく知りませんでした。

真っ先に思い出されたのが、青ヶ島など火山性の離島にある港。もちろん本物の方がはるかに厳しいのでしょうが、岩肌の荒々しさにくわえ、この標高差、岸壁設備の乏しさがそう思わせたのでしょう。また、戦国期の海賊衆が営んだ秘密の舟入があったとすれば、こんな風だったのかなあ‥‥などと、妄想をかきたてられるものがありました。

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見下ろしたときはもやっていた船がすぐに沖に出て直後、すかさずお客さんを満載した船が入ってきて、ゴースターン一発でピタリと着岸。船名はわかりませんでしたが、トップに可愛らしいカニの絵が描かれていて、側面には赤・白・紺で斜めにストライプを入れていました。

243059.jpg岸壁上の係員さんに切符をもぎってもらい、席に着くと間なしにほぼ満員に。もやいが放たれると爆音が高まって、ただちに離岸です。

遠目に見下ろしたときすでに恐ろしかったのに、こうして小岩礁群を目前にすると、まあ怖気をふるうものがありますね。船にとっては危険極まりないとはいえ、天然記念物とあって、加工は極力避けられているのでしょう。


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遠望したときは平らかに見えた海面も、浮かんでみればそこそこのうねりがあり、軽いローリングをしながら後進離脱。繋留地である三国港から回航されてきたのでしょうか、お客さんの乗っていない船が、間髪を入れず接岸姿勢に入っていました。

(元年11月23日撮影)

(『東尋坊に遊ぶ…3』につづく)

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タグ : 東尋坊 東尋坊観光遊覧船