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ひょうたん島周遊船…9

(『ひょうたん島周遊船…8』のつづき)

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岸に近づくと、澄んだ水を透かして石組みの河底が見えてきました。船長が指さす方に目をやると、おおお、大小のエイが折り重なるようにして群れている!

三河湾の竹島で、浅瀬でのんびりとたゆったていたエイを見て以来(『蒲郡の印象…2』参照)、すっかりエイに魅了されていましたから、これは本当に盛り上がりました!

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乗客の皆さんからも歓声が上がり、身を乗り出して写真を撮っていました。ぺたり、ぺたりとヒレをひらめかせて浅場を泳ぐさまに、私も嬉しくなって、思わず「カワイイ~!」と口から出てしまうほど。

船長によれば、魚市場が出す魚のアラを食べに、エイが集まるようになったのだそう。他の魚や海鳥も集まってしまいそうに思えますが、こうしてエイのみに餌付けできるようにしたとは、何か工夫がありそうですね。それを遊覧航路から楽しめるようにしたあたり、素晴らしいことだと思います。

239193.jpg船長の操縦の妙で、船はギリギリの浅場まで入っての大サービス。一方のエイはまったく動じず、ご覧のとおり船首が頭上近くにかぶさってきても、涼しい顔(?)です。

長らくの餌付けで人馴れしたのか、それともよほどアラが美味しいのでしょうか? じっと動かずにアラをきこしめすエイの姿を見つめていると、「おいしいおいしい」と喜んでいるように思えてきたものでした。

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乗客一同で楽しく盛り上がっていた横を、爆音を立てて牟岐線の気動車が渡ってゆきました。富田川橋梁のまだ新しい塗装が、順光に反射してきれい。架線柱がないこともあって、車輌の全体を見渡せるのが新鮮ですね。

239195.jpgひとしきり盛り上がったところで、潮時とみたのか船はゴースターンをかけ、岸を離れて流路中央へ。後ろ髪をひかれる思いで、可愛らしいエイたちとお別れです。

お次の橋は富田橋、船着場への道々で渡った橋で、終点も間近であることがわかりました。そうそう、この冨田橋、大正から昭和初期にかけて、川汽船の発着所があったのだそうです。詳しくは次回お話ししましょう。
撮影地点のMapion地図

(元年9月14日撮影)

(『ひょうたん島周遊船…10』につづく)

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タグ : 新町川 ひょうたん島周遊船 徳島市