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10月27日の水路風景

(『10月27日のフネブネ…2』のつづき)

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27日の船以外のスナップを少し。15号地の西、木材投下泊地には、数本の鋼管杭を打った上に、RCの天端を載せた形のドルフィンが点々と設けられているんですが、ご覧のように大きく傾いたものが目に留まりました。

以前からこんな風だったかなあ‥‥。すでに使われなくなって久しいとはいえ、本船の衝突で荒廃が進むのはちょっと考えものですね。台風のときに走錨した船がぶつかったのかな。

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第一航路を北上中、船の科学館前にさしかかったらちょっとした衝撃が。建設中の新客船埠頭、桟橋上に建屋が立ち上がって、保存船「宗谷」はもとより、船の科学館にも大きく覆いかぶさる形になっていたのです。

こちらは「東京国際クルーズターミナル」と名付けられ、来年7月14日の竣工後は、晴海の客船ターミナルを閉鎖するとのこと。う~ん、そうでしたか‥‥。

240033.jpg隅田川に入り、勝鬨橋の跳開橋径間を見上げて。すでに紹介したように塗装のため足場がかかり、メッシュで養生されていますが、注意書きの横断幕がキレイに撮れたので掲載。

河上の船艇に向けられたメッセージ全般に弱いので、見慣れたものでも、ついカメラを向けてしまいます。


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これは帰港後ですが、豊洲大橋を初めて渡りました。橋脚の立ち上げから10年あまり、水上より眺め続けてきたものの、竣工後はなかなかご縁がなく、この日ようやく渡り初めができたのです。

広々とした橋上と、前方に立ち並ぶタワーマンション群を眺めながら、周囲の変貌ぶりを目の当たりにして感慨深いものが。架橋後も長らく供用されず、不遇を囲っていただけにしみじみ「よかったねえ‥‥」と一人ごちたものでした。

240035.jpg「しらせ」の出港を見送った後、客船ターミナルから背後の選手村となるマンション群も一枚。こちらも水上からはつぶさに眺めていたものの、視点を変えるとまあ、信じがたいくらいの変貌ぶりが実感できました。

このあたりの地先感が大好きで、若いころからたびたび訪れたものですが、閉鎖も目前に迫ったときいては、やはり感慨胸に迫るものがあり。もう一度くらい、時間を取ってゆっくり訪れたいものです。
撮影地点のMapion地図

(元年10月27日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 東京港隅田川豊洲大橋