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岡崎渡船…4

(『岡崎渡船…3』のつづき)

239021.jpg取舵で防波堤を回って行き足を落とし、一回のゴースターンできれいに達着。土佐泊の渡船場も、堤防に陸閘を切った出入口でした。

地元の女性が自転車を押して降りると、代わりに乗ってきたのはやはり、自転車を押した男性。バウランプ付き渡船の面目躍如といったところでしょうか。


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接岸中、船尾方向を望んだところ。石を組んだ、亀の甲タイプの短い防波堤が2本突き出ており、古くから港湾の整備が行われてきた歴史が感じられ、よいものです。

この奥、大毛島の鼻を避けて左へ大回りするとすぐに鳴門海峡ですが、対岸の低い山並が連なっているせいか内海のようで、外海が間近にある感じがしません。

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239024.jpgわずかな時間で土佐泊を後にし、ふたたび岡崎へ。小丘の森を背に、箱庭さながらの水辺風景を見せてくれた渡船場の集落、この距離から眺めるとまた味がありますね。

撫養川大橋が間近に迫ってくれば、もはや岡崎の渡船場も目の前。往復10分足らずの船旅でしたが、美しい風光の連続で充実したひとときでした。乗り組みのお二人にお礼を言上して下船、次の目的地へ向かいます。

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先ほど遠望した小鳴門橋を渡り、大毛島へ渡ります。一車線づつ対向の道路幅と、中央の主塔へ向けてぐんぐん登ってゆく急勾配、揺籃期の大型橋梁らしさを勝手に感じて物見高くキョロキョロ。

大毛島には、以前からこの目で見てみたかった、憧れといってもいい過ぎでない水門風景がありました。好天も手伝って、存分に堪能できそうです。
撮影地点のMapion地図

(元年9月14日撮影)

(『鯔越水門…1』につづく)

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タグ : 岡崎渡船小鳴門海峡鳴門市