岡崎渡船…1
(『徳島へ行って来ました』のつづき)

●最初の目的地は、撫養航路の一部であり、鳴門市の臨海部を南北に伸びる撫養川の北端、小鳴門海峡を望む風光明媚なところ、岡崎。ここから対岸の大毛島・土佐泊を結ぶ、岡崎渡船に乗ってみようとやってきたのです。撫養航路の船に乗れないことが決まった以上、少しでもご当地の船を体験しておきたいという気持ちも正直ありました。
小鳴門海峡にはこの岡崎渡船のほか、黒崎、島田と計3つの渡船があるのだそう。陸閘を備えた防潮堤の向こうに、渡船の船橋が顔を出しているのが見えました。
●入口の左には、陸閘を閉じたときのために階段が設けてあったので、天端に上って渡船と初顔合わせ。バウランプを備えた、可愛らしい感じの船がスロープにバウづけしていました。
「渡船」(鳴門市HP)に詳細がありますが、正式な航路名は「市道岡崎渡船場線」といい、運賃は無料です。その名のとおり市道の一部として機能している、地元の方のための足なのです。

●渡船「さざなみ」を左舷から一枚。晴天のおかげで、白と青の船体色がよく映え、背後の緑濃い山並みともよくマッチしています。揚陸艇のようなバウランプを持つ渡船は、軽車輌も載せられる機能性もあって、各地で活躍しているのでしょうが、私はこれが初体験。
先ほどのサイトから要目を拾うと、6.6総t、6kt、174psで主機ディーゼル、平成7年進水とのこと。幅があるせいか、ちょっと寸詰まったようなところに可愛らしさを覚え、いっぺんで好きになってしまいました。

●船尾は丸みを帯びて、優しい感じのする書体で「さざなみ 鳴門」と船名と船籍港が。甲板上をまたいだ船橋から後ろはオーニングが張られ、ここがいわば旅客スペースなのでしょう。
船首水線近くは、ゴムのフェンダーでも貼ってあるのかしらと思ったら、数本のリブが走っているのみで鋼板のまま。引き波が寄せて揺れるたび、スロープとぶつかりゴォン、ゴォンと梵鐘のような音がして、それがまた、何とものどかに思えたものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(元年9月14日撮影)
(『岡崎渡船…2』につづく)

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●最初の目的地は、撫養航路の一部であり、鳴門市の臨海部を南北に伸びる撫養川の北端、小鳴門海峡を望む風光明媚なところ、岡崎。ここから対岸の大毛島・土佐泊を結ぶ、岡崎渡船に乗ってみようとやってきたのです。撫養航路の船に乗れないことが決まった以上、少しでもご当地の船を体験しておきたいという気持ちも正直ありました。
小鳴門海峡にはこの岡崎渡船のほか、黒崎、島田と計3つの渡船があるのだそう。陸閘を備えた防潮堤の向こうに、渡船の船橋が顔を出しているのが見えました。

「渡船」(鳴門市HP)に詳細がありますが、正式な航路名は「市道岡崎渡船場線」といい、運賃は無料です。その名のとおり市道の一部として機能している、地元の方のための足なのです。

●渡船「さざなみ」を左舷から一枚。晴天のおかげで、白と青の船体色がよく映え、背後の緑濃い山並みともよくマッチしています。揚陸艇のようなバウランプを持つ渡船は、軽車輌も載せられる機能性もあって、各地で活躍しているのでしょうが、私はこれが初体験。
先ほどのサイトから要目を拾うと、6.6総t、6kt、174psで主機ディーゼル、平成7年進水とのこと。幅があるせいか、ちょっと寸詰まったようなところに可愛らしさを覚え、いっぺんで好きになってしまいました。


船首水線近くは、ゴムのフェンダーでも貼ってあるのかしらと思ったら、数本のリブが走っているのみで鋼板のまま。引き波が寄せて揺れるたび、スロープとぶつかりゴォン、ゴォンと梵鐘のような音がして、それがまた、何とものどかに思えたものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(元年9月14日撮影)
(『岡崎渡船…2』につづく)

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