お久しぶりです「源森川」…1

隅田川を遡上していると、日本橋川河口のすぐ上流に、豊海橋の仮橋が取り外されて、台船の上に置かれていました。昨年5月、工事にかかる前に「豊海橋の仮橋」で紹介したのと、同じ格好になったわけです。ジャッキアップ工事が成った豊海橋については、後ほど。

惰性でだいぶ近づいてしまったな、後進をかけて距離を取るか‥‥と思っていたら、船尾に若い乗り組みさんが出てきて、「近すぎ!」とご注意が。すみませんでした‥‥。

●源森川水門前に到着、「おお、開いてる開いてる!」と脳内で騒ぐ船頭。水門の更新工事、旧源森川の護岸工事と、長きに渡って進入禁止が続いていましたが、いよいよ水門も解放され、出入りできるようになったのです。

●いやもう、水門が開いていて、向こうに枕橋が見えるというだけで感慨深いものが。
旧源森川を走るのは、過去の記事を見てみたら、平成24年6月の「干潮時の『源森川』…1」以来、何と7年ぶり! 感慨深くもなろうというものです。

●水門を抜けると、旧源森川では鉄板ともいえる川景色が眼前に広がりました。蔦をからめた枕橋の石張り、瀟洒な東武線の架線柱、そしてスカイツリー!
一見変わらぬ3点セットながら、左手の護岸は従来よりぐっと前進し、コンクリートの生地あくまで白く、大規模な改良工事があったことを物語っています。かつての石垣護岸がなくなったのは寂しいですが、更新後の様子を眺めるのも目的の一つ。最微速で奥へとまいりましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(31年4月28日撮影)
(『お久しぶりです「源森川」…2』につづく)

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