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手賀沼調節水門を訪ねて…1

230001.jpg1月27日は、午後の軽いドライブとして手賀沼を訪ねてきました。ご存知のとおり印旛沼と並び称される利根川下流域の湖沼で、自宅からもそう遠くなく、なぜ今まで訪れなかったのか不思議なくらいです。

干拓によって、湖面が狭められ手賀川となった落し口の北岸に降り立つと、強風で水面は波立ち、遠く対岸に立つ煙も地表に沿ってたなびいていましたが、清々しい水辺風景に心洗われる思いがしました。

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お目当てはもちろん、水門‥‥それも閘門併設のものがあるから。手賀沼調節水門です。両岸近くは越流させるタイプの固定堰、中央にはローラーゲートの水門と閘門を備えたハイブリッド(?)タイプ。

冬の陽射しを反射する色褪せた扉体、黒ずんだコンクリートの堰柱の向こうには、細身の橋灯がさっ、さっと立ち並ぶ姿‥‥。鄙びた、それでいて落ち着いた存在感のある水門だなあ、というのが第一印象でした。

230003.jpgこの寒さと強風の中、うかつにも手袋を忘れてきてしまいました。カメラを構えるほんの短時間にも、指先がたちまち痛くなるほどでしたが、ままよとうろつき開始。まずは管理橋を渡りながら愛でるとしましょう。

橋詰に立って、管理橋の袖高欄にまず惹かれました。橋上の高欄は普通の格子状ながら、こちらは対照的なソリッド、親柱から90度クネッと曲げて、ぐんと手前に伸ばしたあたり、力強さがあって素敵。水門周りで、唯一意匠的な造形を感じさせた部分でした。

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二本の親柱にはめ込まれた銘板、それぞれ読み下したら気になる内容だったので、2枚とも撮ってみました。北詰のそれは光の加減で判読が難しかったので、写真は南詰のものですが、内容、配置とも同じです。

まず左側から。「手賀沼調節水門管理𣘺/昭和四十二年二月竣工」、うんうん、水門の管理橋ですからね、さもありなん。竣工年も明記されていて、この手の橋としてはしごく普通の銘板。

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さて、右側のそれに目をやると‥‥「手賀あけぼの𣘺」! う~ん、二つ名を持つ橋とは、意表を突かれました。正式名称と、地元の方に愛着を持ってもらうための愛称といったところでしょうか。

水門の鑑賞から脱線し恐縮ですが、名前の件、次回も続きます。
撮影地点のMapion地図

(31年1月27日撮影)

(『手賀沼調節水門を訪ねて…2』につづく)

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タグ : 手賀沼 手賀沼調節水門 閘門