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12月9日のフネブネ…3

(『12月9日のフネブネ…2』のつづき)

228096.jpg帰路に海老取運河を北上中、羽田水上派出所の桟橋に視22「あじさい」がもやっていました。

エンジンは回したままでしたが、艇内に人影が見えなかったので、皆さん上陸して派出所の中におられたのでしょう。日曜日もご苦労さまです。



228097.jpg往路に京浜運河を南下していた際、天王洲運河から港内に大型クレーン船がチラリと見えたので、帰りは寄ってみようと第一航路を横断し、船の科学館前へ。きっと桟橋の建設工事ですよね。

近づいてみると、森長組の「第一豊号」でした。4月に出会った深田サルベージの「富士」とは違い、旋回式クレーンの低重心なシルエットが遠目にも見てとれます。

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排水量27,000t、1,800t吊の威容! 曇天の暗い色合いに辟易していただけに、目が覚めるようなクレーン船特有のカラーリングが、しみじみ視神経に心地よいのでした。

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いや~、キレイですね。おまけに今ごろになって(!)晴れてきたこともあり、オレンジがよく映えること。手前に設けられた小型(といっても十分大きいですが)のクレーンは、150t吊の補助クレーンだそうです。

228100.jpg迷惑をかけないよう、警戒船の動きを横目で見ながら遠巻きに眺めていたら、おなじみ東海汽船「セブンアイランド虹」がフォイルボーンで颯爽と北上。

ガスタービンの排気で、背景がユラユラするのがまた臨場感あふれてよいもの。接近してくるときは、最初は音もなく静かに、次にサァーッという水切り音が先に聞こえて、正横を通過する際にタービン音とドォーッという噴射音が伝わる、といった順序でした。

(30年12月9日撮影)

(『12月9日の川景色…1』につづく)

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タグ : 海老取運河東京港警備艇クレーン船