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12月9日のフネブネ…2

(『12月9日のフネブネ…1』のつづき)

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千鳥運河には、川崎市消防局の桟橋があり、ここを通るたび2隻の消防艇を眺められるのが楽しみの一つ。

この日は「第5川崎丸」一隻のみで、相棒の「第6川崎丸」の姿が見えなかったのですが、後で根本造船所に上架されていたのを目にしたことは、すでにお話しました。川崎市サイト「第5川崎丸」によると、36総t、3舳、18.4kt、放水砲5門。

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228093.jpg川崎の枝運河めぐり…11」で触れた、衝撃的な船影がコレ! 空荷でアップトリムになるのはわかりますが、少なくとも素人目には、ちょっと常軌を逸しているレベル。船尾にロケットがついていたら、宇宙戦艦ヤマトばりにこのまま飛んでいきそうな角度!

左舷後方から見ると、今にも沈没しそうな緊迫感。機械室が浸水しているんじゃないかと思えるほどです。

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228095.jpg水江運河の油槽船溜西端、曳船「きよたき」に惹かれて。塗色やファンネルマークも手伝って、海保船艇を思わせる端正で、かつ風格のあるカタチ。船首楼の舷窓がいいですね。

風格があるといえば、帰路の千鳥運河で見た油槽船らしい「万栄丸」もそう。船橋ウィングや船首ブルワークなど、ラインのそこここに曲線を取り入れたデザインが、どこか古風で優雅に見えて気に入りました。

(30年12月9日撮影)

(『12月9日のフネブネ…3』につづく)

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タグ : 千鳥運河塩浜運河水江運河消防艇曳船